『エコマテリアルの最新動向と将来展望』
~エネルギー創出・変換、省エネ分野での応用~
現在、温暖化をはじめとする地球の環境問題は異常気象の発生、農業生産、生態系への影響として現在の産業が乗り越えるべき大きな課題となっています。急速な工業化の進展と人口増加に伴って発生する大量の廃棄物が大気汚染や水質汚濁などの公害となり、今や、地球的規模での環境への配慮・対策が急務となっています。今後は地球と共生する、安全・安心・持続可能な社会を実現するためには環境負荷の高いこれまでの材料ではなく、資源の保護、環境負荷の低減、リサイクル性、省エネルギー性など、環境に配慮する環境調和型材料「エコマテリアル」を開発することが必要です。
本講演会ではこれらの中でエネルギー創出・変換、エネルギー有効活用の分野で活躍しているエコマテリアルについて、その開発に携わっている先生方をお招きし、その最新動向と将来展望についてお話しいただきます。学生から企業の研究者、企業の皆様までの幅広いご参加をお待ち申し上げます。
◎主催 公益社団法人日本セラミックス協会 資源・環境関連材料部会
◎協賛 日本化学会, 応用物理学会, エコマテリアル・フォーラム, 日本粘土学会, 日本セラミッ クス協会 秋季シンポジウム特定セッション「グリーンイノベーションに向けた セラミックス科学の最前線と将来展望 ~元素戦略・資源循環~」, 資源・環境 対応セラミックス材料/技術研究会, 環境資源工学会、ファインセラミックス協会、無機マテリアル学会 (申請中も含む)
◎開催日時 2011年9月22日(木) 13:30~
◎開催場所 (財)ファインセラミックスセンター研修室(2F)
(〒456-8587 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 Tel:052-871-3500)
【交通】JR東海道線「熱田駅」下車 徒歩7分
【地図】http://www.jfcc.or.jp/22_about/#m5
◎講演プログラム
13:30-13:40 開会の挨拶
13:40-14:25 「熱電変換材料・デバイス開発の最新動向」 河本 邦仁(名古屋大学)
福島第一原発レベル7事故を教訓に今後世界の潮流がグリーンエネルギー開発へ大きく傾斜していく中で、太陽エネルギー社会の実現に向けた材料テクノロジーの開拓が重要な課題になる。太陽光・熱のみならず、太陽がもたらす様々な自然エネルギーを人間活動に有効に利用するのに必要な高度エネルギー材料・デバイス・システムを創り上げて行かねばならない。本講演では、その一役を担う熱電変換材料・デバイスの最新開発動向と今後の展望について解説する。
14:25-15:10 「ニオブ系無鉛圧電セラミックス」 柿本 健一(名古屋工業大学)
電圧を加えると機械的に動く、またはその逆の作用を示す圧電セラミックスは各種電子部品として量産されているが、主成分に鉛元素を多く含み、世界的に「無鉛化」が課題となっている。有力な代替材料としてアルカリニオブ酸系セラミックス(通称ニオブ系)が脚光を浴びているが、製造プロセスなどに課題が多く存在する.特に,ニオブ系の最大特徴である高キュリー温度を活かすためには,温度特性に優れた材料開発が望まれている.本講演では、近年とくに目覚ましい成果が挙げられている無鉛圧電セラミック素材に焦点を当て、最新の研究成果も含めて概説する。
15:10-15:25 休 憩
15:25-16:10 「Solar Hydrogen製造の研究開発動向 -太陽光と水から直接水素を作る-」
荒川 裕則(東京理科大学)
無尽蔵の太陽光と水から、効率良くかつ経済的にクリーンな2次エネルギーである水素を製造する技術を確立することは、来るべき水素エコノミーの時代にむけての必須事項である。太陽エネルギーから水素エネルギーへの変換効率10%以上を達成することが実用化へとつながるとされている。本講演では、Solar
Hydrogen 製造の現状を概観し、そのなかでも安価な酸化物半導体薄膜光電極触媒による水分解プロセスと、太陽光エネルギー変換効率が数%程度を得ることができる光電極触媒と色素増感太陽電池を組み合わせたタンデムセルによる一段水分解プロセスについて紹介する。
16:10-16:55 「不揮発エレクトロニクスによるグリーン・イノベーション」
湯浅 新治 (産業技術総合研究所)
我々はこれまでに、酸化マグネシウム(MgO)を用いた磁気トンネル接合素子(MTJ素子)の開発を行い、従来技術よりも約1桁大きな磁気抵抗効果を実現し、さらに、産業界と共同でMgO-MTJ素子の量産技術の開発にも成功した。これらの技術は現在スピントロニクス応用の中核技術となっている。MgO-MTJ素子を磁気ヘッドに用いた大容量・低消費電力のハードディスク(HDD)は既に製品化されており、従来の3倍以上の記憶密度が実現されている。また、同素子を用いた大容量・高速・高信頼性を兼ね備えた不揮発性メモリ・スピンRAMの開発が現在精力的に進められている。
16:55-17:00 閉会の挨拶
17:10 懇親会(無料)
◎参加費(講演予稿集、消費税込み) ①日本セラミックス協会、協賛学協会会員 8,000円
②非会員 10,000円
③学生 3,000円
◎定員 50名
◎申込方法 件名を「2011講演申し込み」とし、氏名・連絡先(E-mail, Tel/Fax)・所属/部課/学部/学科・所属学会を明記の上、下記申込先まで電子メールでお申込みください。参加費は講演会前日までに御送金ください。御送金いただいた後、取り消しによる返金は致しません。
◎申込・問合先 資源・環境関連材料部会試験法主査 今井 修 (serakouen@jfcc.or.jp)
アドレスをクリックするとメーラーが立ち上がります
◎申込締切 2011年9月16日(金) (定員になり次第締切ります)
◎振込先 ゆうちょ銀行 公益社団法人日本セラミックス協会資源・環境関連材料部会(シャ)ニホンセラミックスキョウカイ シゲン カンキョウカンレンザイリョウブカイ※ATM等では一部しか表示されません)
(ゆうちょ銀行から) 記号10090 番号10137741
(他の金融機関から) 店名 〇〇八(ゼロゼロハチ) 店番号008 (普通) 1013774
※振込受領書を領収書にかえさせて頂きます。なお、請求書が必要な方は別途お申し出ください。
-会場の御案内-
(財) ファインセラミックスセンター研修室 2F 〒456-8587 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 Tel: 052-871-3500 【交通】 JR東海道線「熱田駅」 下車 徒歩7分 |
![]() |
|