1996年 学術部門 銀賞

魚とザリガニ

写真の説明:
CuCl粉末をアルゴンガス雰囲気中で約500℃に加熱するとCuCl結晶が 成長する。微分干渉顕微鏡で撮るとこのような美しい色で見ることができる。
上の写真:魚の口に当たるところが結晶の根元であり、尾の部分は結晶の 先端部分で、そこには三角形をした(111)面があることが分かる。
下の写真:ザリガニの爪に当たるところが結晶の根元であり。尾の部分は 結晶の先端部分で、ここにも(111)面がある。さらに、中心の骨のように 見える部分は互いに120゜をなす〈11−2〉方向を向いている。

装置、撮影条件等:
微分干渉顕微鏡(ニコン)フジカラー

出品者所属・氏名:
長崎大学教養部 岩永浩

前のページに戻る