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多くの半導体チップを相互で電気的に接続させるために
取り付ける配線基板 |
多層セラミック回路基板は,1990 年代初頭にピークを迎えた日米のコンピュータメーカによるスーパーコンピュータ注1)の性能競争の末,配線基板の高速化要求に応えて生まれたものである.セラミックスがもつ材料特性(低熱膨張特性)と製造プロセス性(ビア形成,多層化プロセス)が従来から使用されていた樹脂基板に比べ優れており,LSI の高密度実装化,基板の大型・多層化を実現した高速セラミック回路基板が実用化された.この製品技術は,現在では,高周波機能部品,基板,パッケージ等に形を変え,生きつつけている. |
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製品の使用用途 |
科学技術計算用スーパーコンピュータ,大型汎用コンピュータ |
見学可能な博物館など |
愛知県名古屋市 JFCC常設展示ホール
http://www.jfcc.or.jp/index.html |
Key-word |
回路基板,スーパーコンピュータ,セラミック基板,
LTCC,銅,低誘電率,低温焼成基板 |
市場に出回った年代 |
1990年〜95年 |
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