|
会社紹介 「太平洋ランダム株式会社」 常務取締役 小野拓郎 |
当社は、昭和11年に日本曹達株式会社岩瀬工場として創設され、フェロシリコンの製造を開始しました。その後、昭和12年には「ニッソランダム」の商標のもとに溶融アルミナ質研削材を、翌13年には黒色炭化珪素研削材、27年には緑色炭化珪素研削材の生産を開始しました。更に昭和43年には米国ノートン社と炭化珪素研削材に関する技術提携を行い、合金鉄部門の生産を全面的に廃止し研削材・セラミックス素材専門工場となりました。
昭和45年には社名を大平洋金属株式会社に変更し、昭和58年には大平洋ランダム株式会社として大平洋金属株式会社から分離独立して現在に至っております。その間、業容の拡大を積極的に進め、解砕型アルミナ質研削材、電融アルミナ質中空粒、低ソーダ電融アルミナ質微粉、ファインセラミックス焼結体用高純度超微粉原料「GMF」等の開発・製品化を進めて参りました。更に、昭和61年には半導体熱処理用超高純度Si-SiC部材(旭硝子(株)と共同開発)、平成5年には光通信用部品フェルールの開発・事業化を行い、粉体専業から焼結体分野へと事業の多角化を図って参りました。
現在の当社の主力製品は、@研削・研磨材並びに耐火物、ファインセラミックス用素材、A半導体熱処理用途等の高純度Si-SiC部材、B光通信用部品フェルール並びにその周辺部材であります。
研削・研磨材並びに耐火物、ファインセラミックス用素材に就きましては、従来の研削・研磨材に加えて高付加価値製品への展開を指向し、平成7年からは炭化珪素質超微粉研磨材の生産を始めております。今後も、先端材料分野への適用を目指し高純度、超微粉製造技術の確立に努めたいと考えております。
半導体熱処理用途等の高純度Si-SiC部材に就きましては、耐食性に優れていることから半導体分野の熱処理工程以外への適用を進めております。更に、耐熱性、高熱伝導性、軽量性等の特性を活かして省エネ用部材、環境関連分野への展開も図っております。また、海外生産拠点として平成8年には米国・オレゴン州に旭硝子(株)との合弁会社AGPRを設立いたしました。
光通信用部品フェルールは次世代高度情報化社会を支える重要な部材と位置づけ、高度に管理された素材の製造技術と高精度加工技術を確立し、平成7年には中国・上海に量産工場として「上海大平洋藍登光器件有限公司」を設立しました。現在は、市場規模の拡大に伴って生産量が増え海外拠点の力強いパワーとなっております。
当社の品質重視の方針を徹底するために、ファインセラミックス部門は平成9年にISO9002を取得いたしました。また、AGPRは平成10年に、SPRは平成11年にそれぞれISO9001を取得しております。更に、地球環境保全に関する企業の使命を果たし21世紀に生き残るために、本年10月にISO14001を受審いたしました。
北陸支部