公益社団法人日本セラミックス協会 関東支部関東地方のほか,長野,山梨,静岡の1都9県からなり,2020年で創立80周年を迎えました. |
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日本セラミックス協会関東支部 セラミックス地域懇談会 実績報告書
概 要
令和6年12月18日に,Teamsを用いたオンライン方式により,地域懇談会事業と,第3回長野県ファインセラミックス技術研究会を共催実施しました.
研究会員である長野県内の中小企業と信州大学に加え,関東支部会員の参加があり,15機関30名の参加者を迎えて実施する事ができました.
今回は,名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 先進化学工学システム
北 英紀 氏をお招きし,蓄熱セラミックスについて御講演をいだたきました.
御講演では,現状の排熱の状況と課題,熱エネルギーとエクセルギー,蓄熱体(潜熱型蓄熱体)について解説と,実際の蓄熱体の開発事例について,先生のご研究の内容を中心にご紹介いただきました.また,今後の展望,業界の動向についても触れていただきました.
今回,研究会での講師をお引き受け頂いた北様,ご参加いただいた皆様,並びにご支援を賜りました日本セラミックス協会関東支部幹事の皆様に深く感謝申し上げます.
講演内容
題 目:「省エネ社会の実現にむけた蓄熱セラミックスの開発動向」
講 師:名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻
先進化学工学システム 北 英紀 氏
内 容:1.エクセルギーの解説
2.蓄熱体の開発事例
3.今後の展望,業界の動向
質 疑:蓄熱セラミックスに求められる特性,蓄熱体の製造方法,各社の蓄熱体の状況等
以 上
参加者募集‐日本セラミックス協会関東支部 セラミックス地域懇談会
<講演会>
日時:2024年12月18日(水),13時30分〜15時30分
開催方法:Teamsによるオンライン開催
講師:名古屋大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻 先進化学工学システム
教授 北 英紀 氏
題目:「省エネ社会の実現にむけた蓄熱セラミックスの開発動向」
近年,製造に多くのエネルギーを消費するセラミックス業界も省エネやCO2削減が喫緊の課題となっており,それらの解決案となりうる蓄熱材料について,当該技術の現状および開発動向について解説していただく.
参加者:50名程度
参加希望者は,12月12日(木)17:00までに以下の連絡先にお知らせください.
いただいた個人情報につきましては本講演会でのみ使用し,参加者名簿(会社名,所属部課,氏名)の形で講師に提供します.他の用途には一切使用しません.
参加費:無料
主催:長野県ファインセラミックス技術研究会
日本セラミックス協会関東支部
連絡先:長野県工業技術総合センター 材料技術部門 材料化学部
小松 豊
E-mail: komatsu-yutaka@pref.nagano.lg.jp