終了報告
2023年度 東海支部講演会


 2024年2月2日(金)ファインセラミックスセンターにて、2023年度東海支部講演会を開催いたしました。講演内容は、核融合科学研究所の田中照也 氏による「核融合発電の現状とセラミック材料の役割」、およびミライズテクノロジーズの堀田幸司 氏による「電動車におけるパワー半導体の歴史と今後の展望」の2件です。
 田中氏からは、核融合発電としてトカマク式、ヘリカル式、レーザー式の3種類があり、それぞれ研究が進められていることや、核融合反応で発生する中性子を受け止めるブランケットの材料とその役割についてご講演いただきました。また、堀田氏からは、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」を例に、世代毎にどのようなパワー半導体を開発・改良してきたのか、材料面だけでなく構造の面からも詳細にご説明いただきました。
 講演会には大学、企業、研究機関などから約40名のご参加を頂き、盛会のうちに終了することができました。講演会後にはファインセラミックスセンターの食堂にて久しぶりの懇親会を開催し、親睦を深めました。
 講師をはじめ、会場を準備くださいましたファインセラミックスセンターの皆様、および参加くださいました皆様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
 

(事務局)


【 主 催 】
公益社団法人 日本セラミックス協会東海支部
【 協 力 】
公益社団法人 日本セラミックス協会陶磁器部会
【 協 賛 】
耐火物技術協会東海支部
【 日 時 】
2024年2月2日(金) 15:00~17:00
【 場 所 】
ファインセラミックスセンター
【 内 容 】

「核融合発電の現状とセラミック材料の役割」

核融合科学研究所 田中 照也 氏

「電動車におけるパワー半導体の歴史と今後の展望」

ミライズテクノロジーズ 堀田 幸司 氏


作成日時:2024年2月7日