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[講演会報告]



原料部会主催 講演会「ナノ粒子研究の進歩と産業創出(企業化)への期待」を終えて

 平成16年9月22日

 

 平成15年度役員により企画された原料部会主催の定例講演会は、平成16年8月27日、東京工業大学百年記念館フェライト記念会議室において開催された。

 平成12年度ころよりナノテクノロジーに関連した多くの国家プロジェクトが始まり、今年あたりからその成果に注目が集まっていることから、「ナノ粒子研究の進歩と産業創出(企業化)への期待」と題して、産学の有識者を招いて本講演会を企画、実施した。

 講演会は、須藤定久原料部会長(産業技術総合研究所)の挨拶に続き、学界側から東京大学の山口由岐夫教授、東京都立大学の金村聖志教授、産業界から()村田製作所の和田信之氏、住友大阪セメント()の小西幹郎氏に講演いただき、各氏それぞれの立場から、基礎研究から応用研究、商品開発にいたるまで最新の成果について紹介いただいた。

 定員を超える41名の方々に参加いただき、広い会場も一杯になり、多くの質問がなされ、予定時間をオーバーしてしまうほど盛況な講演会であった。

 講演終了後、同会館内にて交流会が開かれた。講師への質問や参加者同士の意見交換が行われ大変実りある会となった。