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生体関連セラミックス・ビギナーズセミナー


講演会内容

12:30 受付開始 

12:55 開会

 

講演(1) 「自己組織化を利用したバイオミメティック材料の合成」(資料集2〜10頁)

今井 宏明(いまい ひろあき) 氏
慶應義塾大学 理工学部 助教授
 
 非平衡・開放系における自己組織化(Self-organization)を利用した無機材料や無機−有機複合材料の合成例を紹介し,生体における無機材料合成プロセスとの関連をわかりやすく解説する。

 

講演(2) 「組織工学の基礎と展望」(資料集12〜22頁)

植村 寿公(うえむら としまさ) 氏
通商産業省工業技術院 産業技術融合領域研究所 主任研究官
 
 自分の細胞を用いて自分の組織を修復する組織工学(ティッシュエンジニアリング技術)の基礎的概念を説明し,その後骨におけるティッシュエンジニアリング,その中でも多孔性水酸アパタイトを用いた応用の現状と問題点について解説する。

 

講演(3) 「人工関節手術におけるセラミックスの役割 

          −摩耗せずゆるまない人工関節を目指して−」(資料集24〜32頁)

小林 章郎(こばやし あきお) 氏
大阪市立大学医学部 整形外科 助手
 
 人工関節手術においてセラミックスは,耐摩耗性を向上させる摺動面材料,あるいは骨との固着を強化する材料として臨床応用されている。その現状と問題点をわかりやすく概説し,臨床家の立場から今後の展望とセラミックスに対する期待を述べる。

 

17:40 閉会

閉会後 同会場にて,フリーディスカッションが可能です。

 

懇親会 前日の夕刻(平成12年11月30日(木)18:00〜20:00)。場所:エル・おおさか(一般3,000円,学生1,500円)。第4回生体関連セラミックス討論会と合同で行います。  


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