1992年 学術部門 銀賞

TL系超伝導体の表面構造

写真の説明:
Tl系超伝導体の、(A)c面及び、(B)a面に平行にへきかいした場合の表面の様子で、 (A)ではTlとBaの間がへきかいし、(B)では表面原子の再配列が生じている。 ことがわかった。

学術・技術的な意義
Tl系超伝導体の様な層状酸化物がへきかいする場合a面よりc面が安定に存在 することが明らかになり、応用上重要な表面構造を知ることができた。

装置、撮影条件等:
日本電子JEM-400EX(加速電圧400kV)、a軸入射、撮影倍率 60万倍

出品者所属・氏名:
東北大院(現・京大工)奥健夫、東北大金研 平賀賢二、カシオ計算機 中島理、 東北大金研 菊池昌枝・庄野安彦

撮影者所属・氏名:
東北大院(現・京大工)奥健夫

前のページに戻る