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高純度β-リン酸三カルシウムでできた人工骨。体に埋め込むと、ヒトの骨と自然に置き換わる性質をもつ。 |
湿式合成法を用いて高純度β-リン酸三カルシウム原料を合成、合成した粉末に界面活性剤および気泡安定剤を加えて焼成し、多孔質形状のブロック体および顆粒にした人工骨補填材料。製造した多孔体は、連通する100−400μmのマクロ気孔およびミクロ気孔を持つことを特徴としたβ-リン酸三カルシウムである。生体内で永久に残存するハイドロキシアパタイトからなる人工骨補填材料と比較し、β-リン酸三カルシウムは自家骨に置換する性質を持つため、特に、幼少期の骨疾患患者に対して、成長変化に対応できるというメリットがある。自家骨に比べ、マクロな気孔を持つため血流も良く、通常血流が悪いとされる大きな骨欠損部への適応も可能である。 |
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製品の使用用途 |
整形外科用人工骨 |
見学可能な博物館など |
特になし |
Key-word |
メカノケミカル法、β-リン酸三カルシウム、多孔体 |
市場に出回った年代 |
1999年〜現在
*現在とは記事作成時(2008年11月時点での情報です) |
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