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(PDFセラミックス誌2006年9月号掲載記事)
力を加えると高い電圧を発生する材料の性質を利用して
電圧を変化させる部品
圧電トランスは入力電圧を変圧して出力する圧電セラミックスである(図1)。原理は圧電セラミックの逆圧電効果と圧電効果の組合を利用したものであり,1956年にGEのローゼンによって提唱された。圧電セラミックスの不燃性や低磁気ノイズなどの特長を生かして,1990年代初頭に市場に登場して以来,圧電トランスは主にノート型パソコンや液晶テレビなどのLCD(液晶ディスプレイ)点灯用として幅広く使用されている。
製品の使用用途 LCD 点灯用 高電圧電源用
見学可能な博物館など 特になし
Key-word 圧電トランス,圧電インバータ,LCD,冷陰極管,高電圧
市場に出回った年代 1994年〜現在
*現在とは記事作成時(2006年9月時点での情報です)
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