●日本セラミックス協会ホームページ
自動車エンジン / セラミックグロープラグ PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2007年9月号掲載記事)
ディーゼルエンジンのために開発された低温始動用着火部品
ディーゼルエンジンにおいては、断熱圧縮により高温化した空気に燃料を噴射して着火させているため、エンジンが冷えた状態の低温時には着火が不安定で始動性が悪い。このため、低温始動時はグロープラグによりシリンダ内を予熱した後にエンジンを始動させる必要がある。セラミックグロープラグは、発熱素子がセラミック焼結体で構成されており、急速昇温性、耐熱性、耐久性に優れている。また最近では、ディーゼルエンジンの排ガス対策として、エンジンが低圧縮比化される傾向にあるが、この際さらに低温始動性が悪くなる為、強力な着火源が必要となり、セラミックグロープラグの需要が高まっている。


製品の使用用途 ディーゼルエンジン始動補助用プラグ
見学可能な博物館など 日本特殊陶業
http://www.ngkntk.co.jp/product/glowplugs/index.html
Key-word ディーゼルエンジン,排ガス規制,セラミックグロープラグ,
窒化珪素,急
市場に出回った年代 1985年〜現在
*現在とは記事作成時(2007年9月時点での情報です)
Copyright (c) by CerSJ