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建材・ガラス1 / 金属製カーテンウォール PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2008年2月号掲載記事)
超高層ビルなどに用いられる、耐久性やデザイン性に優れた金属の窓枠。
昨今、首都圏(丸の内、汐留、六本木など)での再開発により、超高層オフィス・ホテル・集合住宅などのビル建築物の外壁には、主に耐久性やデザイン性の観点から金属製カーテンウォールが多く採用されている。その先駆けになった霞が関三井ビル(1968)は、国内初めての超高層ビルにカーテンウォールを採用したもので、高層化への新技術、工法、材料の基本となる建物となった。その後、建物の顔としての表現力や技術力の向上がみられ、金属(アルミニウム)の表面仕上げ技術の進化、さらにはセラミック、木など異種材料との複合など、金属製カーテンウォールの技術の応用により、豊かな表現をつくり出すことも可能になった。近年、地球環境問題を背景に省エネ工法技術や耐震工法技術など意匠・構造・設備的にさらなる進化・発展を続けている。


製品の使用用途 ビル建築物の外壁・外装材
見学可能な博物館など 東京都江東区トステムショールーム東京 B1F
http://www.tostem.co.jp/showroom/
Key-word 金属製,カーテンウォール,アルミニウム
市場に出回った年代 1960年代〜現在
*現在とは記事作成時(2008年2月時点での情報です)
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