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装飾品・スポーツ用品 / 人工宝石 PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2009年7月号掲載記事)
地中で発見される鉱物及び結晶を正確に再現して、天然の宝石と同一の化学組成・構造を有した人工宝石。
宝石は古くから貴重な産物であり、有史以前から見せかけだけを似せた、いわゆる模造宝石がつくられていた、また天然の宝石と同一の化学組成・構造を有した人工宝石は、19世紀になり宝石の諸特性の研究が進み、地球の中で発見される鉱物及び結晶を正確に再現して、人工的に作り出そうという試みがおこなわれるようになった。そして1877年に仏のFremyとFeilにより初めてルビーの合成に成功し、1902年同じく仏のVerneuilにより工業レベルでのルビーの生産が始まる。そして現在に至るまで多くの種類の宝石が、様々な製造方法にて合成されている。
京セラでは、1975年にエメラルドの開発に成功し、以降ルビー、オパールなど多くの宝石の展開を行っている。

宝石1   宝石2



製品の使用用途 宝飾品、装飾品
見学可能な博物館など 京セラファインセラミック館
〒612-8501 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6 京セラ(株)本社ビル 2F
Key-word 人工宝石、フラックス法、二酸化ケイ素粒子、ブラッグ回折
市場に出回った年代 1975年頃〜現在
*現在とは記事作成時(2009年11月時点での情報です)
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