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台所、お風呂、洗面所にある一本のレバーで操作できる水栓に使われる部品。セラミックスのディスク。
穴が開いていて、穴の位置をずらして、水やお湯を出したりとめたりする。 |
台所、浴室、洗面所にある水栓金具には片手で操作できるシングルレバー混合栓が広く用いられている。ハンドルを上下することで吐水、止水し左右に動かすことで湯と水の混合比を調整し適温にする。この吐水、止水、混合する機構には2〜3枚のセラミックディスクが用いられている。セラミックスは硬く、磨耗しにくく、錆びず、加工すると平滑になるのでこのような使い方に最も適している。セラミックディスクは大きさΦ20〜Φ40mm、厚み3〜10mmの穴のあいた形状で、レバーでこの穴の位置をずらすことで吐水、止水、湯水混合をする。セラミックディスクは粉末プレス成形で大量生産されており、焼結後、表面をラッピング加工して平滑にする。近年はハンドル操作性の向上やコンパクト化が進んできており、セラミックディスクへも摺動性の向上、高精度化が求められている。 |

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製品の使用用途 |
シングルレバー混合栓 |
見学可能な博物館など |
TOTO 歴史資料館(093-951-2534)
ノリタケの森 森村・大倉記念館(052-561-7231) |
Key-word |
セラミックディスク,セラミックバルブ,アルミナ |
市場に出回った年代 |
1981年〜2008年
本製品については、2017年6月に生産を終了しております |
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