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家電機器
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トランスコア
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セラミックス誌
2007年4月号掲載記事)
電圧を変化させる部品
電圧を自由に変えることができる「トランス」は,1831年,ファラデーの電磁誘導の実験から生まれました.始めころトランスは,家庭用電源コンセントからの低い周波数の電流で使われましたので,鉄心(コア)は,鉄の薄板を積み重ねて作る,大きくて重いものでしたが,1930年,コア材としてフェライトが発明されると,より高い周波数で使用されるようになり,小さく軽くできるようになりました.そのため,今日のテレビやパソコン,携帯電話や蛍光灯等,私たちの身近な電化製品に広く使われるようになっています。
製品の使用用途
電子機器全般
見学可能な博物館など
TDK 歴史館 秋田県にかほ市
http://www.tdk.co.jp/museum/home/index.htm
Key-word
フェライト,酸化物磁性材料,トランス,変圧器,変成器
市場に出回った年代
1947年〜現在
*現在とは記事作成時(2007年4月時点での情報です)
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