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OA機器 / インクジェットプリンターヘッド PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2007年1月号掲載記事)
インクの入った入れ物の壁をたわませて、
インクを飛ばして印字する装置
インクジェットプリンタは写真並の高画質、低コスト、小型等の利点があり、オフィスや家庭で広く使われている。プリントヘッドの方式は大きく分けてピエゾ方式とバブル方式とがある。ピエゾ方式のものはさらに利用する振動モードにより撓み(たわみ)振動、縦振動、シェア振動タイプに分類できる。本文は撓み振動タイプのヘッドを紹介する。撓み振動タイプは製造が比較的容易な上、高性能なヘッドが得られるのが特徴である。薄いピエゾの両面に電極を形成し、電界を印加することでピエゾの面積が収縮する。この収縮を利用してインク流路の壁を凹ませインク滴を吐出させる。最近のヘッドは各吐出口から7plのインク滴を50kHzの周波数で吐出できる。また、2plの微細インク滴も吐出できる。
製品の使用用途 インクジェットプリンター
見学可能な博物館など エプソン イメージングギャラリ エプサイト
東京都新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビル1 階
http://epsite.epson.co.jp/
Key-word プリンター,インクジェット,ピエゾ,インク流路
市場に出回った年代 1995年頃〜現在
*現在とは記事作成時(2007年1月時点での情報です)
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