平成28年度 支部長からのご挨拶
 平成27-28年度支部長
平成27-28年度支部長
静岡大学 鈴木 久男
 昨年度より日本セラミックス協会関東支部・支部長の重責を務めさせて頂いております静岡大学・電子工学研究所の鈴木です。昨年度は、これまでの流れを受けて関東支部の改革もゆっくりではありますが少しずつ前に進めてきたつもりです。懸案だった財政問題は本部の状況が好転し、支障なくこれまでの支部活動が実施できる環境となって参りました。今後は、関東支部はもちろんのこと、日本セラミックス協会の会員数を増やすことができる様な将来設計に役立つ改革をできればと考えています。昨年度も記載しましたが、日本セラミックス協会の4割以上の会員数を誇る関東支部の改革を本部と連携して継続することは、大変重要と考えております。
       さて、昨年度の状況ですが、何と言っても協会の活性化には若い研究者の力が不可欠と考え、関西支部との若手の交流会を実施しました。今年度も引き続き将来に備えて若手研究者の交流を続けて行きたいと思っています。日本セラミックス協会の会員構成を考えると、20代後半から40代前半までの会員数を増やすことが不可欠です。いろいろな社会情勢の変化があり、どこの学会も会員数の減少を憂慮していますが、一方で今年の就職状況からは少し明るい兆しが見え隠れしたいます。この状況が続けば、企業を中心とした日本のお家芸であるものづくりに好ましい影響を与え、ひいてはものづくりに直接関係のある学会の会員数にも好影響があるものと信じています。この様なときにこそ、学協会が前向きな提案をして将来においても技術大国として生き残れる基盤の構築に貢献できるものと考えます。
       さて、今後のセラミックスに関する状況はどの様に推移して行くのでしょうか?ご存知の通り、セラミックスは高温構造材料と電子材料を中心に発展してきましたが、最近では研究の中心が材料メーカーからデバイスメーカーへと幅広く展開されていますが、残念ながら利益は組み立て産業が多くを占有しています。この状況は、今後も益々顕著になってくると思われます。この様な変化に対して今後もセラミックスがキーマテリアルとしての継続な研究が続けられる様に、有効な対策を考え出して行く時代となってきたのではないでしょうか。私の任期はあと1年ですが、関東支部がさらに大きな役割を担って行けるように、皆様とともに改革を進めて行きたいと思っています。そして、何よりも支部会員全員の発展と親睦が新たな時代を迎える最優先事項だと考えます。そのためにも、皆様からの温かいご支援と忌憚のないご意見を頂き、関東支部を益々発展させたいと願っています。本年度も、益々のご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
      略歴
1982年 名古屋大学大学院工学研究科応用化学及び合成科学専攻修了
1982年〜 豊田工業大学 助手−講師−助教授
1988年 博士(工学)(東京工業大学)
1994年 静岡大学助教授
2004年 静岡大学教授
2013年 静岡大学電子工学研究所 教授
      専門
 無機材料科学 (セラミックスのケミカルプロセッシング)
      平成28年度 常任幹事名簿
|  | 氏名 (所属) | 委員会,本部委員 | 
| 支部長 | 鈴木 久男 (静岡大) |  | 
| 副支部長 常任幹事
 | 黒光 祥朗 (三菱マテリアル) |  | 
| 常任幹事 | 芦澤 宏明 (TOTO) | 若手研究発表交流会 | 
| 常任幹事 | 阿部 修実 (茨城大) | 表彰委員会 | 
| 常任幹事 | 新井 学  (品川リフラクトリーズ) | 若手研究発表交流会委員会 | 
| 常任幹事 | 伊熊 泰郎 (神奈川工大) | 研究発表会副委員長 (前表彰委員長)
 | 
| 常任幹事 | 板谷 清司 (上智大) |  | 
| 常任幹事 | 岩永 大介 (TDK) | (前講演会委員長) | 
| 常任幹事 | 上川 直文 (千葉大) | 広報委員長 | 
| 常任幹事 | 大石 知司 (芝浦工大) |  | 
| 常任幹事 | 大柿 真毅 (日立ハイテクサイエンス) | 広報委員 | 
| 常任幹事 | 大神 剛章 (太平洋セメント) | 見学会委員 | 
| 常任幹事 | 津田 康孝 (セントラル硝子) | 講演会委員 | 
| 常任幹事 | 岡田 繁  (国士舘大) |  | 
| 常任幹事 | 小嶋 芳行 (日本大) | 若手研究発表交流会副委員長 | 
| 常任幹事 | 小西 幸宏 (太陽誘電) | 講演会委員長 | 
| 常任幹事 | 菅原 義之 (早稲田大) | 普及・啓発委員 | 
| 常任幹事 | 単 躍進  (宇都宮大) | 表彰委員会副委員長 | 
| 常任幹事 | 多々見純一 (横浜国大) | (前見学会委員長) | 
| 常任幹事 | 田中 功  (山梨大) | 研究発表会委員長 | 
| 常任幹事 | 樽田 誠一 (信州大) | (前研究発表会委員長) | 
| 常任幹事 | 塚田 峰春 (富士通研究所) | 見学会委員 | 
| 常任幹事 | 西村 聡之 (物材機構) | 見学会副委員長 | 
| 常任幹事 | 花屋 実  (群馬大) | 表彰委員会委員長 | 
| 常任幹事 | 樋口 昌史 (東海大) | 行事企画派遣委員 | 
| 常任幹事 | 藤原 忍  (慶応大) | 若手研究発表交流会委員長 | 
| 常任幹事 | 松下 伸広 (東京工大) | 見学会委員会委員長 | 
| 常任幹事 | 向田 雅一 (産総研) | 講演会副委員長 | 
| 常任幹事 | 本橋 輝樹 (神奈川大) | 広報委員 | 
| 常任幹事 | 安盛 敦雄 (東京理大) | 普及・啓発委員長 | 
| 常任幹事 | 綿打 敏司 (山梨大) | 広報副委員長 | 
| 常任幹事 | 脇原 徹  (東京大) | 広報委員 | 
| 庶務幹事 | 坂元 尚紀 (静岡大) | 広報委員会 | 
          
| 支部監事 | 内田俊一郎 (太平洋セメント) | 講演会委員 | 
| 支部監事 | 柳瀬 郁夫 (埼玉大) | (前若手委員長) | 
| 顧問 | 丹羽 紘一 (富士通) | 支部長:H13-14 | 
| 顧問 | 木野村暢一 (山梨大) | 支部長:H15-16 (退職により,顧問よりご退任)
 | 
| 顧問 | 野村 武史 (TDK) | 支部長:H17-18 (退職により,顧問よりご退任)
 | 
| 顧問 | 小林 秀彦 (埼玉大) | 支部長:H19-20 | 
| 顧問 | 高木 悟  (旭硝子) | 支部長:H21-22 | 
| 顧問 | 篠崎 和夫 (東京工大) | 支部長:H23-24 | 
| 顧問 | 三浦 啓一 (太平洋セメント) | 支部長:H25-26 | 
各委員会
| 研究発表会委員会 | 
| 委員長 | 田中 功  (山梨大) | 
| 副委員長 | 伊熊 泰郎 (神奈川工大) | 
| 表彰委員会 | 
| 委員長 | 花屋 実  (群馬大) | 
| 副委員長 | 単 躍進  (宇都宮大) | 
|  | 阿部 修実 (茨城大) | 
| 若手研究発表交流会委員会 | 
| 委員長 | 藤原 忍  (慶応大) | 
| 副委員長 | 小嶋 芳行 (日本大) | 
|  | 新井 学  (品川リフラクトリーズ) | 
|  | 芦澤 宏明 (TOTO) | 
        
| 講演会委員会 | 
| 委員長 | 小西 幸宏 (太陽誘電) | 
| 副委員長 | 向田 雅一 (産総研) | 
|  | 津田 康孝 (セントラル硝子) | 
|  | 内田俊一郎 (太平洋セメント) | 
        
| 見学会委員会 | 
| 委員長 | 松下 伸広 (東京工大) | 
| 副委員長 | 西村 聡之 (物質・材料研究機構) | 
|  | 塚田 峰春 (富士通研究所) | 
|  | 大神 剛章 (太平洋セメント) | 
| 普及・啓発委員会 | 
| 委員長 | 安盛 敦雄 (東京理大) | 
|  | 菅原 義之 (早稲田大) | 
| 広報委員会 | 
| 委員長 | 上川 直文 (千葉大) | 
| 副委員長 | 綿打 敏司 (山梨大) | 
|  | 大柿 真毅 (日立ハイテクサイエンス) | 
|  | 脇原 徹  (東京大) | 
|  | 坂元 尚紀 (静岡大) | 
|  | 本橋 輝樹 (神奈川大) | 
        
| 行事企画委員会支部派遣委員 | 
|  | 樋口 昌史 (東海大) |