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2011 年 10 月 7 日(金) 東海支部見学会は参加者 16 名で無事終了しました。ご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
記
主 催: (社)日本セラミックス協会 東海支部
日 時: 2011 年 10 月 7 日(金) 13:00 ~ 16:30
見学先:核融合科学研究所
超高温材料研究センター
【見学会】 核融合科学研究所(13:00~14:50)
東日本震災の影響で 核分裂による原子力発電に注目が集まる中、将来エネルギー源として期待される核融合施設の見学を行いました。やはり冒頭より安全に関する質問がありましたが、実用にはまだ30年程度は掛かるものの、安全性は問題無いとの説明。実験中であったため、大型ヘリカル装置(LHD)を直接見学は出来ませんでしたが、正に発生させているプラズマをスクリーンで見る事が出来ました。これを1億℃必要ですが、如何に保持出来るかが課題との事。実物大の模型を見ての解説、液体窒素で冷却する超伝導列車の実演等 非常に参考になりました。 |
![]() (写真:核融合科学研究所) |
【見学会】 超高温材料研究センター(15:00~16:30)
公共機関、企業からの委託により 各種の評価を行っている設備を見学しました。通常の評価機関ではこなせない 超高温の2,000℃での引張り強度、クリープ試験等の各種評価が売りで、温度以外の環境雰囲気も実情に合わせてアレンジできます。 一部は企業委託試験で見学できませんでしたが、逆に 機密管理もしっかりされている証拠です。評価されたロケット用の耐熱タイルは、どこから見ても、触っても発泡スチロール。これが地球に帰還する為の必需品なのだと、最先端技術の一端に触れる事が出来、これまた 非常に参考になりました。 |
![]() (写真:超高温材料研究センター) |
【懇親会】 加川支部長を含め 参加者8名で歓談頂き、皆様の親交を深めて頂く事が出来ました。
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2011年10月11日掲載
2014年11月18日更新