2021年度 東海支部見学会
2022年2月4日(金)オンライン開催にて、2021年度東海支部講演会を実施致しました。講演内容は、名古屋工業大学の中山 将伸 氏による「全固体電池材料探索のための材料インフォマティクス」、および日本ガイシ株式会社の小林 伸行 氏による「チップ型セラミックス二次電池EnerCera ®の開発と商品化」の2件です。
中山氏からは、近年益々注目されているマテリアルズ・インフォマティクスを含む高イオン導電性材料の探索のこれまでの試みとこれからのアプローチを、歴史的背景から分かり易くご説明頂き、非常に示唆に富んだご研究内容のご講演でした(写真1)。また小林氏からは、IoTデバイス用電源として商品化された超小型、薄型のリチウムイオン二次電池であるEnerCeraの技術紹介、用途展開等につき、開発秘話を交えご紹介頂きました。(写真2)
電池関連のテーマで、オンライン開催ということもあり、大学、企業、研究機関などから120名超のご参加を頂き、質疑も多くなされ、盛会のうちに終了することができました。講師をはじめ、参加者の方々のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
(事務局)
「全固体電池材料探索のための材料インフォマティクス」
名古屋工業大学 中山 将伸 氏
「チップ型セラミックス二次電池 EnerCera®の開発と商品化」
日本ガイシ株式会社 小林 伸行 氏
学術研究発表会スライド
作成日時:2022年2月17日