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入れ歯形成のために歯肉内に埋め込む人工の歯根。アルミナとやハイドロキシアパタイトのセラミックスで出来ている。 |
病気や事故で歯が抜け落ちてしまった後も、しっかりと物を噛んで食べたいという願いは切実なものがある。歯が抜けた部分に他の材料を植え込み、歯を蘇らせようとするのが人工歯根である。古くからいろいろな材料が人工歯根として試されてきたが、満足行く結果はなかなか得られなかった。現代の人工歯根はチタンという金属が骨とのなじみがよいことが発見されたことに始まる。その後世界各国でチタンより骨とのなじみが良いセラミックスの研究が行われ、日本においてアルミナというセラミックスとハイドロキシ水酸アパタイトという骨の成分と同じものをセラミックスにした人工歯根が開発され、広く治療に用いられた。 |
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製品の使用用途 |
セラミックス製人工歯根 |
見学可能な博物館など |
特になし |
Key-word |
水酸アパタイト、バイオ・イナート、 バイオ・アクティブ、上皮付着 |
市場に出回った年代 |
1984年〜現在
*現在とは記事作成時(2008年11月時点での情報です) |
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