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エンジンはガソリンと空気の混合ガスの燃焼で回転するが、異常な燃焼をノッキングといい、それを検知する部品 |
エンジン内では、通常、燃料と空気が混合した気体(混合気)は、着火した場所から徐々に燃焼していく。その時、燃焼時の圧力は徐々に上昇していく。ところが、圧力上昇の途中で混合気の未燃焼部分が自然に着火すると他の場所でも燃焼が発生する。その時、ノックをするような音が発生する。これをノッキングと言う。強度のノッキングが発生するとエンジンが壊れる。
ノックセンサは、エンジンブロックに直接取り付けられる。ノッキングが発生し、エンジンブロックが振動すると、ノックセンサ内部にあるセラミック素子に大きな力が加わる。その力によって、セラミック素子は、ノッキングが発生していない時よりも多くの電荷を発生する。車に搭載されているコンピューターは、その信号を受けて、ノッキングの発生を抑制する制御を行う。 |

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製品の使用用途 |
自動車のエンジン制御システム |
見学可能な博物館など |
特になし |
Key-word |
点火時期,異常燃焼,火炎伝播,ECU,ノッキング |
市場に出回った年代 |
1983年頃〜現在
*現在とは記事作成時(2007年10月時点での情報です) |
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