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機械部品と素材加工 / Brightorb  PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2022年8月号掲載記事)
3Dプリンタ−用セラミック造形材(Brightorb)
3Dプリンタ−用セラミック造形材(BrightorbはAGCセラミックの商標) セラミックでありながらほぼ収縮しない造形物を、3Dデータからダイレクトに作り出すことが可能 
Additive Manufacturing(AM)は3Dプリンターにより材料をシート状に何層も積み重ねる操作を繰り返して造形物を得る製造方法である。AMは成形のための型を必要としないため,タイムリーに複雑な形状の一体造形ができる.セラミックAMでは種々の造形方式が存在し、材質も増加してきており,ファインセラミックス部材や金属鋳造に用いる鋳型・中子などの製造が行われている.近年ではAMでの鋳型・中子の製造に適した3Dプリンター用の造形材が開発され実用されている。その造形材は大型かつ複雑形状の造形が行え,鋳型・中子用途のみならず陶芸用途でも活用され始めている。 




製品の使用用途  鋳型,中子,陶器
見学可能な博物館など 特になし
Key-word  アディティブマニュファクチャリング,3Dプリンター,造形材,鋳型,陶芸
市場に出回った年代 2017年〜現在
*現在とは記事作成時(2022年8月時点での情報です)
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