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コンピュータ / FeRAM PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2006年12月号掲載
/2023年3月改訂記事)
電気のプラスとマイナスの向きでデータを記録できる半導体
強誘電体は、外部から電場を加えることによって発生した分極が、電場を取り去った後でも残る性質をもつ。この性質を利用して作られたのが、強誘電体メモリー(FeRAM: Ferroelectric Random Access Memory)である。FeRAMは電源をオフした状態でも、記憶を保持することができる(不揮発性メモリー)だけでなく、高速で情報を書き込むことができ、情報の書き換え回数が極めて大きい。FeRAMは、その優れた特性を生かして、FeRAMはICカードや電子タグなどに使われている。


製品の使用用途 IC カード,携帯電話,電子タグ
見学可能な博物館など FeRAM FRAM 富士通研究所「やさしい技術講座」
https://www.fujitsu.com/jp/documents/about/research/techguide/document/fram.pdf
FeRAM の解説
https://www.fujitsu.com/jp/group/fsm/products/feram/overview/
Key-word 強誘電体メモリー,FeRAM,ICカード
市場に出回った年代 1999年〜現在
*現在とは記事作成時(2023年3月時点での情報です)
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