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1mm程度の穴が無数にあいている、水に浮くコンクリート。建物の壁、床、間仕切りに使われている。 |
ALC(軽量気泡コンクリート)は欧州から技術導入された建築材料である。日本では、鉄筋によって補強されたパネルとして工場生産されており、建物の外壁、床、間仕切り等に使用されている。
ALCの最大の特徴は軽量性である。1mm程度の気泡が約50容積%占めているため、「水に浮く」コンクリートである。軽量であるため、建物への負担が低減できる、工事期間の短縮が図れる等のメリットがある。その他、耐火性、断熱性などにも優れている。ALCの高い性能は、ALCが無数の直径約1mmの気泡およびオートクレーブ養生で生成されるケイ酸カルシウム水和物(トバモライト)で構成される無機多孔質材料であることによる。加えて、施工技術によって建築物の安全性を高めている。 |

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製品の使用用途 |
建築物(住宅・事務所・店舗・工場・倉庫・超高層建築等)の外壁,間仕り,床,屋根,耐火被覆などの部位に使用される |
見学可能な博物館など |
特になし |
Key-word |
建材,パネル,オートクレーブ養生,ケイ酸カルシウム水和物,
トバモライト,気泡 |
市場に出回った年代 |
1963年〜現在
*現在とは記事作成時(2023年5月時点での情報です) |
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