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●日本セラミックス協会ホームページ
建材・ガラス1 / せっこうボード PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2008年2月号掲載記事)
せっこうの両面を厚紙で覆った燃えにくい板。住宅の壁に使われている。
せっこうボードは、せっこうを芯材とし両面を厚紙で被覆した板材で、1902年に米国で発明され、日本では1921年に製造が開始された。せっこうボードの特性は、防耐火、遮音、断熱の他、不燃性能を持った防火材料である、軽量乾式壁材料である、膨張収縮がほとんどない、切断加工が容易である等の性能を挙げることができる。
このため日本では、1950年代から合板に替って、燃えない建築用内装建材として普及した。2005年の日本におけるせっこうボード生産量は約504万トン、5億7千万uであり、全世界では約50カ国で約75億uが消費されている。


製品の使用用途 ビル,住宅などの建築用内装建材
見学可能な博物館など 吉野石膏虎ノ門ビル ショールーム
(http://www.yoshino-gypsum.com)
Key-word せっこう,壁材,天井材,防火材料
市場に出回った年代 1921年〜現在
*現在とは記事作成時(2008年2月時点での情報です)
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