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半導体製造 / ガラスセラミックス基板 PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2022年6月号掲載記事)
ガラスセラミックス基板
ガラスとセラミックスの複合材料を用いた基板。高い放熱性と変色劣化に対する信頼性に優れている特徴がある。
LEDパッケージでは、明るさを確保する為の高出力化に伴い、発熱量が増大するが、ガラスセラミックス基板(GCHP®)は、高い放熱性や変色劣化に対する信頼性に優れ、紫外線から赤外線領域までの幅広い波長のLED製品の高出力化と耐久性向上を図ることができるので、車載照明、屋外灯、樹脂硬化や高演色照明、防犯灯等として使用されている。また今後、センシング分野や紫外線分野の技術の向上と共に、各種半導体レーザーや殺菌灯等の分野でも、使用の拡大が期待される。




製品の使用用途 車載照明、屋内外照明、道路・トンネル・街路灯、センシングカメラ、ナイトビジョン、監視カメラ、ドライビングモニター、殺菌・滅菌・水質浄化、医療用照明、高演色照明、半導体レーザー、プロジェクター、TOFカメラ、3Dセンシング、自動運転(LiDAR)等
見学可能な博物館など 特になし
Key-word 広域波長で高反射率、高放熱性、高信頼性、小型化、気密性
市場に出回った年代 2010年〜現在
*現在とは記事作成時(2022年6月時点での情報です)
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