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生活・調理器具 / 遠赤外線セラミックスヒーター PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2009年7月号掲載記事)
遠赤外線セラミックスヒーターは、多くの物質(金属は除く)に吸収されやすい波長域(2.5〜30μm)の電磁波を主に放射する。
セラミックスは加熱されると、多くの物質(金属は除く)に吸収されやすい波長域(2.5〜30μm)の電磁波を主に放射する。この特長をもつセラミックスを用いたヒーターが、遠赤外線セラミックスヒーターである。遠赤外線セラミックスヒーターは中間媒体を必要としない放射伝熱であり、直接物質に熱が吸収されるため、温度を上昇させることができる。これらのことより遠赤外線セラミックスヒーターが、加熱・乾燥の加熱源として幅広く産業/民生分野で利用されている。さらに電気を熱源とするため環境対策としてのCO2削減にも寄与し、用途が拡大している。

セラミックスヒーター


製品の使用用途 自動車部品の加熱・乾燥工程
見学可能な博物館など 特になし
Key-word 遠赤外線、放射率
市場に出回った年代 1965年頃〜現在
*現在とは記事作成時(2009年11月時点での情報です)
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