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素材製造 / 粉砕用メディア PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2008年9月号掲載記事)
材料を細かくするのにポットミルという方法がある。材料と小さなセラミックスでできたボールをポットに入れてぐるぐる回す。セラミックスのボールは硬くて丈夫なので材料を細かくするのに適している。
材料の粉砕は、粉砕したいものとボール状の粉砕メディアを容器もしくはメディア、またはその両方を回転させることで行われる場合が多い。メディアの他に液体を加えることも多く行われる。ここでボールなどのメディアには、高い機械的特性と優れた耐摩耗性が求められ、古くから、メノウ石や磁器などのセラミックスが用いられてきた。近年、ファインセラミックスの製造に当たっては従来より高い機械特性や耐摩耗性が要求されるようにあっており、高純度のアルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素などのファインセラミックボールが使用されるようになってきている。




製品の使用用途 セラミックス及び先端材料粉体の粉砕・分散
見学可能な博物館など JFCC 展示室 愛知県名古屋市
http://www.jfcc.or.jp/index.html
Key-word 粉砕・分散,Y-TZP,粉砕効率,耐摩耗性
市場に出回った年代 〜現在
*現在とは記事作成時(2008年9月時点での情報です)
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