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2019 年度 東海支部見学会 終了報告

日本セラミックス協会東海支部


2019 年 10 月 4 日(金) 東海支部見学会は、学生 2 名を含む参加者 24 名で無事終了しました。 ご参加頂きました皆様、並びに、開催にご協力頂きました(株)日特スパークテック東濃の皆様に、厚く御礼申し上げます。

(事務局)


主 催: (公社)日本セラミックス協会 東海支部

日 時: 2019 年 10 月 4 日(金) 13:45 ~ 15:30

見学先:(株)日特スパークテック東濃 二野本社工場


【見学会概要】

(株)日特スパークテック東濃 二野本社工場は、岐阜県可児市二野にある地域最大規模の自動車・2輪用スパークプラグのセラミック(絶縁体)部品の製造工場です。
工場に到着後、会議室にて、西村社長からご挨拶頂き、工場の設立から現在に至る沿革など説明をして頂きました。続いて見学案内の方から工場レイアウト、工程など一連の説明を受けた後、玄関ロビーに移動し、パネルを見ながら説明を受けました。ここで製造しているプラグ成形体にも手で触れさせてもらい、スパークプラグ絶縁体の生の感触を確認して理解を深めることができました。また、コーポレートメッセージとして「IGNITE YOUR SPIRIT -心と夢に火をつけろ-」を掲げて、モノづくりに取り組んでいるとのことでした。 Lecture
次に実際の工場の見学に入りました。
この工場の主力製品であるセラミック(絶縁体)部品の製造工程としては、素地工程、製作工程、焼成工程、マーク印刷などがあり、工程の順を追って見学をしていきました。素地工程では噴霧乾燥法による粉末造粒が行われていました。次の製作工程で成形・研削されたプレス成形体がサヤに詰められて自動で焼成炉に挿入され、また焼成炉から焼きあげられて出てくる様子に多くの見学者が見入っていました。どの工程も自動化が進んでおり、また粉末を扱う工程があるにも関わらず大変清潔で、最先端という言葉にも納得させられる工場でした。見学の後、会議室にて質疑応答がありましたが、参加者から多くの質問が出て、大変興味を持って頂いたと思います。
この工場で生産されるセラミック(絶縁体)部品がNGKスパークプラグの世界シェア No.1 ブランドを支え続けており、今回その製造工程を見ることのできる有意義な見学会となりました。
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以上

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2018 年度見学会報告
2019 年度事業

2019年11月7日公開