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焼き物でできている便器や洗面器のこと。 |
衛生陶器は、住宅もしくはデパートや公共施設などのパブリックスペースには欠かせない大便器、小便器、洗面器などに使用されています。これはその名の通り、衛生陶器が水まわりにおいて高い衛生性を長く維持できるという特徴をもつからですが、材質としては、食器などと同様、陶磁器に属するものになります。しかし、食器などと違い、形状が大きいことや便などの様々な汚物を排出する必要性があることなど特有の条件を満たすために、衛生陶器独自の材料特性の最適化、生産技術の高度化がすすめられてきました。
また、近年では各メーカーとも、環境を配慮した「節水」や、使用される方がより清潔に使えるように「清掃性の向上」などに取り組んでおり、急速にこのような技術の研究開発がすすめられています。 |

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製品の使用用途 |
建築用水まわり設備器具 |
見学可能な博物館など |
TOTO 歴史資料館(093-951-2534)
ノリタケの森 森村・大倉記念館(052-561-7231) |
Key-word |
衛生陶器,鋳込成形,節水,清掃性向上,表面処理 |
市場に出回った年代 |
1914年〜現在 *現在とは記事作成時(2008年5月時点での情報です) |
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