嘉永6年(1853)に笠間の陶工によって開かれたと言われています。現在の益子焼は、この時陶技を学んだ大塚啓三郎が根古屋に窯を築き、陶業を開始したのが始まりとされています。相馬焼や笠間焼の流れを汲むと言われますが、大正末期に浜田庄司が民芸品としての益子焼に貢献し、その後多くの若い陶芸家がそれに続いて現在に至っています。
窯と作品 原料採掘地
素朴な美しさと温かな手触りに、愛好家が多いと言われています。厚手の素材に茶や黒などの釉薬で大胆な構成の絵付けが施されます。茶器、花器、酒器、および皿などの実用器が主に作陶されています。
湯呑
     
大皿

春と秋の大陶器市が有名で、関東各県より35〜40万人の人出で賑わいます。益子焼の窯元と共販センターが開催し、掘り出し物・お買い得品など100万点あまりが産地価格(市価の4〜6割)で提供されます。

種々の作品
 
(参考・写真転載:「益子焼協同組合パンフレット」より
 
<情報>
産地の組合等

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イベント

益子陶器市

 
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