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フェライトと導体材料を積層する技術によりコイルを作り、
小型で磁気を発生させる部品 |
インダクタ(コイル)(図1)は、フェライト、セラミックなどのコアに巻かれた導線に電流を流すことにより発生する電磁気の作用を利用したインピーダンス素子である。
積層チップインダクタは、導線の巻線を一切使わず、フェライトと導体材料を積層する技術を駆使して、超小型部品を実現した。機械的巻き線が一切ないので、小型化が可能であるという大きな利点があり、小型、軽量化に向いている。
1980年代初め、ポータブルラジオ、ヘッドフォンステレオから採用が始まり、現在でも携帯電話などでも広く採用されている。 |

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