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2019年年会 工学院大学(新宿)
2019年3月24日(日)~26日(火)

イベント-Event

サテライト-Satellite

行事企画委員会では、年会のサテライトプログラムとしてセラミックスに関する学術・研究・教育など各分野での集会やセミナーとして利用していただくために、年会の会場を無料で提供しております。 2019年年会も下記の通りサテライトプログラムを開催いたします。 開催時間・会場はプログラムによって異なります。下表を参照してください。詳細、お申し込みついては、各プログラム詳細をご覧の上、各プログラムの主催者・連絡担当者へお問い合わせください。 プログラム名をクリックすると詳細PDFが開きます。

タイトル 開催時間 会場
1  第8回MFD(マテリアル・ファブリケーション・デザイン)研究会 9:00~12:00 D会場(7F A-0712)
2  第1回新材料の開発を目指した構造科学研究会 中性子回折法を活かした構造科学の現状と未来 9:00~12:40 (12:00~12:40 昼食会) G会場(7F A-0765)
3  第7回 フォトニクスのための材料研究会 9:00~12:00 E会場(7F A-0715)
4  第1回熱エネルギー利用・変換・制御に関わる革新的材料研究会 10:00~12:30 (11:45~12:30 ランチonディスカッション) H会場(6F A-0611)
5  焼結の科学と技術 9:30~11:45 F会場(7F A-0762)
6  第3回 水資源の確保と保全に向けた材料・技術研究講演会 9:30~11:30 J会場(6F A-0615)

基礎セミナー-Tutorial

大型放射光施設SPring-8を利用したセラミックス材料の構造物性研究
- 何ができるか? 何がわかるか? -

共催:SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)構造物性研究会,同 不規則系物質先端科学研究会

今年度は,高輝度放射光を利用した構造物性研究に焦点をあて,行事企画委員会主催の基礎セミナーを開催します.SPring-8のビームライン担当者やヘビーユーザーが講師を務め,粉末回折や全散乱,PDF(Pair Distribution Function)解析の基礎と応用を初学者向けにわかりやすく解説いたします.一般的な結晶構造解析だけでなく,SPring-8の高輝度光源の利用により,材料の平均構造から局所構造まで色々なレベルにおいて,どのような情報が得られるのか,研究事例を紹介します.特に放射光を利用してみたいと思っているが,どのようなことがわかるのか,どのような手続きをすれば利用できるのかが不明確なため利用を躊躇されているような大学・企業研究者や学生の方々など,多数の参加をお待ちしております.セラミックス協会会員の方はもちろん,新たにセラミックス協会に入会しての参加や非会員としての参加も可能です.是非,奮ってお申し込みください.

<プログラム>

日時 2019年3月24日(日)9:30~12:00

座長 久保田 佳基(大阪府立大学)

時間
Time
講師・内容
Contents

9:30-9:40(10分)

はじめに
久保田 佳基(大阪府立大学 理学系研究科 教授)

9:40-10:10(30分)

放射光粉末回折の基礎
河口 彰吾(高輝度光科学研究センター(JASRI) 研究員)

10:10-10:30(20分)

放射光粉末回折によるセラミックス材料の研究事例
森吉 千佳子(広島大学 理学研究科 教授)

10:30-10:40(10分)

休憩

10:40-11:10(30分)

X線全散乱・PDF解析の基礎
尾原 幸治(高輝度光科学研究センター(JASRI) 主幹研究員)

11:10-11:30(20分)

X線全散乱・PDF解析の研究事例
冨中 悟史(物質・材料研究機構(NIMS) 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA) 主任研究員)

11:30-11:40(10分)

SPring-8利用のすすめ
久保田 佳基,河口 彰吾

11:40-12:00(20分)

個別相談・名刺交換会


<基礎セミナーの参加費用>

参加費用:2019年年会の参加費用+基礎セミナーの参加費用

事前参加登録は締切ました。当日参加登録を受付ますので、ご希望の方は会期当日会場にてお申し込みください。

会員種別 個人会員(学生会員、シニア会員、教育会員含む) 特別会員 非会員

セミナー参加費用

1,000円(税込)

5,000円(税込)

10,000円(税込)

*セミナーへの参加は年会参加が必要です.セミナー単独の参加はできません.(共催団体員を除く)

*セミナー資料の準備と受付の混乱を避けるために,Webからの事前申し込みを原則といたします.

*空きがある場合のみ,当日受付を行います.

*非会員の方も,Webから事前申し込みをしてください.当日入会すると,会員価格にて参加することもできます.

*2019年年会においては,共催団体員(SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)構造物性研究会,同 不規則系物質先端科学研究会に所属している特別会員および非会員)の方は,基礎セミナーに限り個人会員と同額で参加可能です.共催団体員の方が基礎セミナーにのみ参加する場合は,年会の参加登録は不要です.システム上,基礎セミナーのみの事前申込を行う困難なため、恐れ入りますが当日受付にて参加をお申し込みください.

産学連携・共創セッション-Academic-industrial cooperation Session

 日本セラミックス協会では、産業界のニーズと学術界の研究シーズの出会いの場を提供するために「産学連携活動」を継続的に行ってきております。 それは、当協会が設立当初より、産業と学術が繋がりをもった活動を行うことによって、新技術の研究開発や、新事業の創出を図り、 産業界と学術界相互の発展に寄与することを目指し、実行してきたことに関連しています。

 未来に向けて、日本が強いセラミックス・材料技術をより伸展させるためにセラミックス分野の産学連携を更に強力に推進していきたいという思いから、 今回は、特に、大学サイドから要望が多かった『産業サイドの生に近い情報・意見(産業界のニーズ、困っていること、大学に期待すること等)』を紹介頂き、 産学連携の進め方を考えるきっかけを提供したいと考えております。 また、伝統技術と新技術の融合やベンチャー企業の活動なども取り上げていき, セラミックス分野の産学連携の裾野を広げることにも一助になればと思います。

セッションのプログラム

開催日時:2019年3月24日(日)12:30~15:30
会場:工学院大学・新宿キャンパス3F・アーバンテックホール

1. 日本セラミックス協会が目指す方向
「日本セラミックス協会が目指す新たな産学連携とは?~京都での活動の経験を踏まえて~」
日本セラミックス協会会長 平尾一之 <15分>

2. 官の視点 「産学官連携の更なる発展に向けて(仮題)」
経産省・大学連携推進室室長 山崎知巳 <20分>

3. 産業界の視点 「村田製作所における産学連携取り組みと新たなイノベーションへの期待」
村田製作所執行役員 鴻池健弘 <30分>

4. 産業界の視点 「企業における外部連携の意味とその期待」
AGCエグゼクティブ・フェロー 中尾泰昌 <30分>

5. ファンドの視点 「ベンチャーキャピタルと産学連携〜素材・化学産業における事業創出の観点から〜」
UMI(ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター)取締役 木場祥介 <30分>

6. 伝統技術の視点 「セラミックアーカイブの可能性」
大塚オーミ陶業社長 大杉栄嗣 <25分>

7. ベンチャーの視点 「円滑な産学連携事業化の進め方」 
オルソリバース社長 西川靖俊 <25分>

聴講・参加について

セラミックス協会年会の参加者なら、どなたでも自由に聴講いただけます。事前登録も必要ありませんので、 産学連携・共創に興味ある方は、是非、ご参加下さい。

教育-Education

教育委員会のホームページをご覧ください。

教育委員会

企業説明会-Company Information Session

企業説明会とは、セラミックスに携わる人材が一堂に会する年会を、特別(法人)会員の皆様と就職を控えた学生・就職担当の高等教育機関職員との間の情報交換ならびに人材マッチングの場として有効に使っていただきたいという発想から生まれた企画です。少人数ブース制のアットホームな雰囲気の中で、セラミックス関連企業の方々とじっくりお話をされてみてはいかがでしょうか。学生のみなさん、学生・就職担当の高等教育機関職員のみなさん、ふるって【企業説明会】にご参加ください!

会場   工学院大学 新宿キャンパス 1F(ポスター発表と同じフロア)
日時   2019年3月24日(日)10:00~18:00  予定
参加方法 直接会場にお越しください。企業説明会のみ参加の場合、年会の参加登録は不要です。

出展企業一覧

HOYA株式会社

クアーズテック株式会社

株式会社ノリタケカンパニーリミテド

太陽誘電株式会社

株式会社MARUWA

品川リフラクトリーズ株式会社

昭栄化学工業株式会社

株式会社ニッカトー

株式会社 オハラ

宇部興産株式会社

ニッコー株式会社

光ガラス株式会社

美濃窯業株式会社

三井金属鉱業株式会社

日本電気硝子株式会社


お申し込みが規定数に達したため、2019年年会企業説明会の出展申込の受付は終了いたしました。

企業説明会-Company Information Session

ポスター発表-Poster

発表要領の項目を参照してください。Please refer to the item of Guidelines for Presentation.

発表要領-Guidelines for Presentation

部会行事-Branch Sessions

各部会についての詳細、紹介はこちら

◆部会特別講演

会期2日目 2019年3月25日(月)13:30~14:30 各会場にて開催予定。

講演タイトルは変更する場合があります。

部会特別講演
部会名 講演タイトル 講演者 氏名 講演者 所属 講演番号
エンジニアリングセラミックス部会 セラミックスの構造制御と3D積層造形 大司 達樹 産業技術総合研究所 2K19B
ガラス部会 構造の乱れと光・電子物性 細野 秀雄 東京工業大学 2N19B
セメント部会 セメント化学を学び、そしてベンチャー企業を設立して 露木 尚光 日本大学 2C19B
基礎科学部会 プラズマプロセスによる機能性酸化物ナノ粒子の合成 石垣隆正 法政大学 2D19B
資源・環境関連材料部会 精密ろ過膜を用いた湿式粒子分級プロセスの開発 赤松 憲樹 工学院大学 2H19B
生体関連材料部会 リン酸カルシウム系セメントとカルボン酸複合層間化合物 -出会いと進展- 門間英毅 工学院大学 2G19B
電子材料部会 セラミックスとSDGs 宮山 勝 東京大学 2A19B
陶磁器部会 なし
琺瑯部会 なし

◆企業研究フロンティア講演

講演タイトルは変更する場合があります。

企業研究フロンティア
部会名 講演タイトル 講演者 氏名 講演者 所属 講演番号
エンジニアリングセラミックス部会 航空機エンジンへのCMC適用開発 小谷 正浩 (株)IHI 材料技術部 2K09F
ガラス部会 赤外線透過ガラスの開発 佐藤 史雄 日本電気硝子(株) 2N11F
セメント部会 なし  
基礎科学部会 なし
資源・環境関連材料部会 塗布法による金属用粘土コーティング膜の構造と機能 野口 幸紀 (株)イチネンケミカルズ 3H09F
生体関連材料部会 生体材料への応用を目指した炭酸カルシウムセラミックスの開発 梅本 奨大 (株)白石中央研究所 2G01F
電子材料部会 新プロセスを用いた異形状パッケージ 東 登志文 京セラ(株) 総合研究所 2A25F
陶磁器部会 なし なし
琺瑯部会 なし なし

男女共同参画企画-Event

男女共同参画委員会のホームページをご覧ください。

男女共同参画委員会

特別講演-Plenary

会期二日目3月25日(月)16:00~17:00
テーマ「生体関連セラミックス」
バイオセラミックエレクトレットの開発
東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授 
山下仁大先生

会期二日目3月25日(月)17:00~18:00
テーマ「セラミック分離膜」
CVD法によるアモルファスシリカ膜の製膜と膜反応器への応用
工学院大学総合研究所特任教授
中尾真一先生

パーティ-Party

参加費の項目を参照してください。Please refer to the item of fee.

参加費-Fee

若手産業部会-特別企画:「若手研究員と学生との対話会」

特別企画として、日本セラミックス協会会員企業の若手研究員と学生との対話会を開きます。
入社10年以下の若手研究員を囲んで、5人程度の少人数グループで自由にお話しすることができます。
お昼を食べながら、会社での仕事や生活など、先輩社員の皆さんのナマの声を聞きに来ませんか。
お弁当を用意して待っていますので、学生の皆さん、是非、ご参加ください。
「若手研究員」は、AGC株式会社、株式会社トクヤマ、株式会社村田製作所、太平洋セメント株式会社、日本特殊陶業株式会社(50音順)の社員です。

実施概要:
日時:2019年3月26日(年会3日目) 12時~13時
場所:工学院大学 新宿キャンパス 4F A-0475教室
対象:日本セラミックス協会学生会員の方
募集人数:20名(5人×4グループ)
参加費:無料
参加方法:若手産業部会のホームページでご案内しますので事前登録をお願いします。対話会のみ参加の場合、年会参加登録は不要です。

詳しくは若手産業部会のホームページをご覧ください。

若手産業部会

受賞講演-Awards

第73回(2018年度)日本セラミックス協会賞受賞者の方に,年会会場にてご講演いただきます。
学術賞、進歩賞、技術奨励賞を受賞された方にご講演いただく予定です。

日本セラミックス協会賞受賞者 一覧

受賞講演
タイトル 研究者 講演番号
(平成30年度学術賞受賞講演)原子分解能電磁場計測電子顕微鏡法の開発と材料界面研究 (東京大学・(一財)ファインセラミックスセンター) ○柴田 直哉 1C20A
(平成30年度学術賞受賞講演)全固体電池にむけたガラス系アルカリイオン伝導体の開発 (大阪府立大学) ○林 晃敏 3J10A
(平成30年度学術賞受賞講演)高圧下の不純物制御による機能材料創製:窒化ホウ素を中心として (物質・材料研究機構) ○谷口 尚 1B16A
(平成30 年度学術賞受賞講演)炭酸アパタイト骨補填材の創成 (九州大学) ○石川 邦夫 3G01A
(平成30年度学術賞受賞講演)分極性ペロブスカイトの材料設計と新機能開拓 (東京大学) ○野口 祐二 1A22A
(平成30年度進歩賞受賞講演)高品質フェリ誘電体単結晶における分極ツイスト機構 (東京大学) ○北中 佑樹 2A07A
(平成30年度進歩賞受賞講演)ワイドギャップ酸化物半導体薄膜の室温エピタキシャル合成 (東京工業大学) ○松田 晃史 2B01A
(平成30年度進歩賞受賞講演)ガラス形成酸化物融液におけるソレー効果の理論モデルの提案と検証 (京都大学) ○清水 雅弘 1L24A
(平成30年度進歩賞受賞講演) 有機物質を用いた階層構造制御による新規バイオセラミックスの創製 ((一財)ファインセラミックスセンター) ○横井 太史 3G17A
(平成30年度進歩賞受賞講演)高性能キャパシタのための金属/絶縁体複合セラミックスの創成 (山梨大学) ○上野 慎太郎 3N10A
(平成30年度進歩賞受賞講演) 酸化物系固体電解質及び電極活物質に関する研究 (産業技術総合研究所) ○片岡 邦光 2J19A
(平成30年度技術奨励賞受賞講演)表面プラズモン共鳴を利用した光輝性無機顔料の開発 (日本板硝子(株)) ○堀口 治子 3M10A
(平成30年度技術奨励賞受賞講演)結晶化ガラスを用いた全固体Naイオン二次電池の開発 (日本電気硝子(株)) ○山内 英郎 3J23A

プレス発表-Press Releases(Topical presentations)

発表内容の新聞等への積極的な公表をご希望される研究発表について、選考の上、トピックス研究発表として新聞社等へ広報いたします。ご希望の方は、Webによる発表申込の際、トピックス研究発表希望に対する項目を設定いたしますのでご記入ください。また、選定の際に参考にさせていただきますので、ホームページから専用のフォームにてお申し込みください。 トピックス研究発表への申し込みは他のマスコミや報道機関へ未発表のものに限ります。

プレス発表
講演番号 題目・所属・氏名 (○=口頭発表者)
1C24 強化板ガラスの高い信頼性のための硫化ニッケル異物のβ相転移率の定量分析法
(日本板硝子(株)) ○酒井 千尋
1J24 新酸化物イオン伝導体Ba7Nb4MoO20の発見とイオン伝導機構
(東京工業大学) ○八島 正知・辻口 峰史・作田 祐一・藤井 孝太郎・丹羽 栄貴・(KEK) 鳥居 周輝・神山 崇
2C02 生コンクリート工場で発生するスラッジ水の高度利用システムの開発
(島根大学) ○新 大軌・(広島地区生コンクリート協同組合) 古井 博・(まるせ) 砂田 栄治・(北川鉄工所) 勝部 英一・(東亜ディーケーケー) 塚田 雄一・(島根大学) 安藤 理江
2D03 有機金属分解(MOD)法による酸窒化物ナノ構造薄膜の作製
(大阪大学) ○菅原 徹・アリプル レイラ・菅沼 克昭・(九州大学) 渡邊 厚介
3D01 クエン酸を含有した発光性アパタイトナノ結晶の新規開発
(長岡技術科学大学・日本学術振興会) ○片岡 卓也・(長岡技術科学大学) 多賀谷 基博
3D03 200℃以下での実用無機材料の合成
(新潟大学・N-ルミネセンス(株)) ○戸田 健司
3G09 炭酸アパタイトハニカム構造体の作製と骨および骨髄再生
(九州大学) ○林 幸壱朗・石川 邦夫

企業展示会-Exhibition

日本セラミックス協会行事企画委員会では、2019年年会においてもセラミックス関連企業の展示会を開催いたします。情報交換や交流の場として、ぜひご活用ください。

会場 工学院大学 新宿キャンパス 3F
日時 2019年3月24日(日)9:00~3月26日(火)14:00


出展企業一覧

㈱計算力学研究センター

㈱米倉製作所

㈱クリスタルシステム

ネッチ・ジャパン㈱

フリツチュジャパン㈱

㈱ナガオシステム

㈱ライトストーン

日本テクノプラス㈱

マイクロトラック・ベル㈱

アイメックス㈱

㈱オキサイド

IMT㈱

㈱モルシス

㈱プリス

化学情報協会


お申し込みが規定数に達したため、2019年年会企業展示会の出展申込の受付は終了いたしました。

企業展示会-Exhibition

高校生徒作品展-Exhibition of Ceramic art work by High school students

教育委員会のホームページをご覧ください。

教育委員会