男女共同参画推進企画

2015年年会(岡山大学)では,男女共同参画推進企画として下記の3つの企画を予定しています.ご参加は男女,年齢を問いません.多数のご参加をお待ちしております.

●セラミックスカフェ
 3月19日(木)会期2日目 12:00〜13:30 一般教育棟B棟 B11教室
昼食の時間帯を利用し,ランチ(サンドイッチ,飲み物等)をお配りして,皆様との交流・情報交換を行い,男女共同参画推進を考える場としたいと思います. 今回は,第一回(秋季シンポジウム(鹿児島))の際に頂戴したご意見・ご要望を反映し,講演の後に,男女共同参画に関するテーマを設定して意見交換を行います.

参加費:無料(事前のお申し込みは必要ありませんが,席やランチの関係で定員になりしだい受付を終了いたします)

◇12時00分〜12時10分 男女共同参画委員長挨拶・説明

◇12時10分〜12時40分 講演「岡山大学における男女共同参画についての取り組み」

       小畑 千晴(岡山大学男女共同参画室)

◇12時40分〜13時20分 交流会


●(男女共同参画をテーマとした)川柳募集!
 会期1日目〜3日目 総合受付入口
意識啓発のため,男女共同参画をテーマとした川柳を募集します(ペンネームでのご投稿も可能です).会場何カ所かに川柳箱を設置します.川柳を自由に詠んで投稿してください.優秀な川柳は男女参画委員会より表彰し,副賞を贈呈します.また,年会終了後には協会ホームページにも掲載いたします.


●ダイバーシティ関連情報のポスター掲示
 会期1日目〜3日目 総合受付入口
日本セラミックス協会における男女共同参画の状況をポスターにまとめ,掲示いたします.


男女共同参画活動について,詳しくはこちらのページをご覧ください

基礎セミナー
−セラミックスの評価方法の基礎(何が分かるのか,どのように活用するのか)−

 今年度も,行事企画委員会主催の基礎セミナーを開催します.セミナーの内容は,『セラミックスの評価方法の基礎(何が分かるのか,どのように活用するのか)』に関するものです.現在多くのセラミックスで必要不可欠となっている,TEMによる分析,放射光による分析,吸着・比表面積分析に注目し,これらの測定で何を観察し何が分かるのか,実際にどのように活用するのかなど基礎から応用までを幅広く学べるように企画しました.セラミックス協会会員の方はもちろん,新たにセラミックス協会に入会しての参加や非会員としての参加も可能となっております.これらの分析をはじめたいと思っている方々,すでに行われているが基礎から見直したいと思っている方々などの参加をお待ちしております.是非,奮ってお申し込みください.

日時 2015年318日(水)9:3012:00

岡山理科大学 教授 福原実 氏

<基礎セミナー プログラム>
時間 講演内容(仮) 講師

9:30-10:10

電子顕微鏡による材料解析

岡山大学 大学院自然科学研究科
助教
橋本英樹 氏

10:10-10:50

放射光X線を用いた無機材料・セラミックス評価
−SPring-8を利用して何ができるか−

SPring-8/公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)利用研究促進部門
岡田京子 氏

10:50-11:00

休憩

11:00-11:40

ガス吸着測定による比表面積,
マイクロ及びメソ孔の解析

マイクロトラック・ベル(株)
技術部 第2製品技術課 
吉田 将之 氏

11:40-12:00

名刺交換会

 

<基礎セミナーの参加費用>
参加費用:2015年年会の参加費用+基礎セミナーの参加費用
個人会員 (学生会員,シニア会員,教育会員含む) 特別会員 非会員
500円(税込) 5,000円(税込) 5,000円(税込)

*セミナーへの参加は年会参加が必要です.セミナー単独の参加はできません.
*セミナー資料の準備と受付の混乱を避けるために,Webからの事前申し込みを原則といたします.
*非会員の方も,Webから事前申し込みをしてください.当日入会すると,会員価格にて参加することもできます.

 

申込URL
事前参加登録のページからお申し込みください

当日受付は,若干名受け付けます.

産官学ミキシング セッション
〜3次元造形技術のセラミックスへの展開〜

 日本セラミックス協会年会では,イノベーション創出の源泉となることを期待し,産業界のニーズと官学の研究シーズの出会いの場として『産官学ミキシングセッション』を設けています.本セッションは産官学の相互交流及び連携を更に促進することを目的とし,広範なセラミックス技術の中から毎年,注目度の高い研究領域に焦点をあてます.

 本年度は,ものづくりに大きな影響を与えている3次元造形技術についてセッションを設けました.3次元造形技術には様々な手法があり,また,利用者が広がりつつあるなかで,関連技術への研究開発が活発になりつつあり,セラミックス分野への応用も期待されます.日本セラミックス協会では,『3次元造形技術のセラミックスへの展開』について,セラミックス分野に関連する技術に注目して,研究発表を募集いたします.セラミックスへの展開に関する調査研究,試作,製造技術,技術調査など,いろいろな視点に立った幅広い研究発表を募集します.

【セッションの内容】

 本セッションは,ニーズの視点に立ち技術領域におけるセラミックスユーザーの代表の方に講演いただく『ユーザーサイド2015』と研究シーズとしてそれに関連する「一般講演」からなります.興味を同じくする広い領域の研究者・技術者に参加していただき,ニーズ及びシーズの接点を見出しやすい環境を設けます.

講演種類

講演番号

講演時間

題目

所属・氏名(○=口頭発表者)

一般講演
口頭発表

3C06M

10:15〜10:30

光造形法によるテラヘルツ帯フォトニック・アモルファス・ダイアモンドの作製

(東京大学生産技術研究所) ○小見山 雄一郎・上村 祥史・枝川 圭一

ユーザー
サイド
2015

3C07M

10:30〜11:00

セラミックス構造体の光造形プロセス

(大阪大学) ○桐原 聡秀

3C09M

11:00〜11:30

3Dプリンターの可能性

(株式会社JMC) ○渡邊 大知

3C11M

13:30〜12:00

アプリケーションからみた3Dプリンタ活用の現状と期待

(株式会社 三菱総合研究所) 辻 早希子・○七森 泰之

一般講演は,『3次元造形技術のセラミックスへの展開』にフォーカスし,対象となる技術領域に関連し,かつ積極的な連携を希望するものを募集します.「連携を目的とした既発表内容を主とした講演」や「産業界からのニーズ提示及び共同研究の提案の講演」でも結構です.また,より緊密な発表者とのコミュニケーションができるポスターセッションでも『産官学ミキシングセッション』の枠を設定いたします.

【申し込み方法】

Webによる2015年年会発表申込において,『産官学ミキシングセッション』での発表希望を選択してください.発表の希望件数が多くなった場合はプログラム編成において調整させていただく場合もございます.ご希望に添えない場合もあるかもしれませんが,ご容赦ください.

【発表形式】

『産官学ミキシングセッション』は《口頭発表》及び《ポスター発表》で構成されます.本セッションの申込みの際は,ご希望に沿っていずれかをご選択ください.口頭発表時間は,一般講演発表と同じく15分(発表10分,質疑応答4分,交代1分)といたします.発表時間が不足する場合は連続講演として下さい.なお,『ユーザーサイド』は30分を予定しています.『産官学ミキシングセッション』の開催は会期3日目の午前,「エンジニアリングセラミックス」セッション会場での開催を予定しています.

受賞講演

日本セラミックス協会賞受賞者の方に,年会会場にてご講演いただきます.

 

第69回(平成26年度)日本セラミックス協会賞受賞者
(技術賞・ 功績賞 は除く)

種別

講演番号

講演時間

題目

氏名・所属(○=口頭発表者)

学術賞

2A10A

11:15〜
11:45

無機発光材料の構造制御に基づく複合的光学機能の創出

(慶應義塾大学) ○藤原 忍

2D24A

14:45〜
15:15

回折法と顕微鏡法を用いた新規無機化合物の探索と機能発現

(名古屋工業大学) ○福田 功一郎

2G10A

11:15〜
11:45

グリーンプロセスによるセラミックスの高度光応答機能創出

(東北大学) ○殷 シュウ

2G24A

14:45〜
15:15

微小空間形状制御を利用した材料機能化に関する研究

(名古屋工業大学) ○藤 正督

2K24A

14:45〜
15:15

セラミックス構造体の光造形技術の開発に関する研究

(大阪大学) ○桐原 聡秀

2L24A

14:45〜
15:15

強磁場を用いたセラミックス微構造組織制御の高度化

(物質・材料研究機構) ○鈴木 達

2I24A

14:45〜
15:15

希土類複合酸化物の多彩な構造とその磁気的性質

(北海道大学) ○日夏 幸雄

進歩賞

2B02A

9:15〜
9:45

光機能を示す新しい希土類ガラスセラミックスおよびナノ結晶の創成

(北海道大学) ○中西 貴之

3B17A

13:00〜
13:30

Ce3+添加ガーネット蛍光体における 光電子物性の解明と長残光蛍光体の開発

(京都大学) ○上田 純平

1E23A

14:30〜
15:00

回折法および理論計算によるイオン伝導性酸化物の原子配列解析

(東京理科大学) ○北村 尚斗

3H03AS

9:30〜10:00

Perovskite型構造圧電体薄膜の開発〜未来材料へ向けて〜

(東京工業大学) ○安井 伸太郎・舟窪 浩・伊藤 満

2I08A

10:45〜
11:15

磁性体ナノ材料における磁気光学特性とその向上に関する研究

(横国大院工) ○中嶋 聖介

1K17A

13:00〜
13:30

コロイド集積体を用いた無機ナノ空間材料の階層構造・形態制御

(早稲田大学高等研究所) ○黒田 義之

2L08A

10:45〜
11:15

溶液プロセスによる無機材料のナノ・マイクロ構造制御

(関西大学) ○内山 弘章

技術奨励賞

1H17A

13:00〜
13:30

積層コンデンサ用誘電体セラミックスの微細構造および信頼性向上に関する研究

(株式会社 村田製作所) ○井上 徳之

元素戦略

日本セラミックス協会では,次世代のセラミックス研究の方向性の一つとして,元素戦略を推進しております.
昨年度の年会では, 元素戦略セッションを設け,一般講演の一部として元素戦略に関連した講演を募集いたしました.

講演番号

講演時間

題目

氏名・所属(○=口頭発表者)

1P021S

15:30〜
16:30

(Bi3.25Nd0.65Eu0.10)Ti3O12ナノプレートの諸特性に及ぼす スパッタガス圧の影響

(兵庫県立大学) ○風呂谷 亮佑・小舟 正文・釘宮 拓也・上島 慧史・栗山 知侑・西岡 洋・菊池 丈幸・藤澤 浩訓・中嶋 誠二・清水 勝・福室 直樹

1P146S

16:30〜
17:30

錆(FeOOH)を用いた水素生成反応

(東京工業大学) ○山田 哲也・勝又 健一・松下 伸広・岡田 清

2B35S

17:30〜
17:45

結晶構造的アプローチによるバナジン酸塩化合物蛍光体の発光メカニズムの解明

(山形大学) 佐藤 茜・○松嶋 雄太

2I33S

17:00〜
17:15

EuTiO3-xHx :ヒドリド置換による反強磁性-強磁性転移

(京都大学) ○山本 隆文・吉井 龍太・Guillaume Bauilly・小林 洋治・藤田 晃司・楠瀬 好郎・(物材機構) 松下 能孝・(京都大学) 田中 勝久・陰山 洋

3E04S

9:45〜
10:00

ナトリウムイオン伝導性Na2S-P2S5-P2O5系ガラスセラミックスの作製とキャラクタリゼーション

(大阪府立大学) ○中村 雄太・谷端 直人・林 晃敏・辰巳砂 昌弘

3E11S

11:30〜11:45

細菌が創り出す鉄酸化物構造体のリチウムイオン電池負極材料としての可能性

(岡山大学・JST-CREST) ○橋本 英樹・小林 玄器・(岡山大学) 佐久間 諒・藤井 達生・(岡山大学・JST-CREST) 林 直顕・鈴木 智子・(東京工業大学) 菅野 了次・(岡山大学・JST-CREST) 高野 幹夫・高田 潤

3G10S

11:15〜
11:30

塩酸への溶解が可能なRh含有複合酸化物の合成

(産業技術総合研究所) ○粕谷 亮・三木 健・森川 久・多井 豊

3H10S

11:15〜
11:30

水熱合成(K,Na)NbO3膜を用いたフレキシブル圧電素子の作製と特性評価

(東京工業大学) ○舟窪 浩・白石 貴久・金子 祈之・黒澤 実・(上智大学) 内田 寛・(産業技術総合研究所) 鈴木 靖弘・小林 健

3K05S

10:00〜
10:15

有機錯体法・水熱法を用いた巨大負の熱膨張物質BiNi1-xFexO3の合成

(東京工業大学) ○新井 寛太郎・(名古屋工業大学) 五味 学・(東京工業大学) 東 正樹

3H03AS

9:30〜
10:00

(平成26年度進歩賞受賞講演)Perovskite型構造圧電体薄膜の開発〜未来材料へ向けて〜

(東京工業大学) ○安井 伸太郎・舟窪 浩・伊藤 満