3月12日は「セラミックスデー」

3月12日は、国際セラミックス連盟(International Ceramic Federation)により認定された記念日です。
そこで、セラミックスをより身近に感じていただけるよう、
と驚くような動画・静止画を募集いたしました。
セラミックスと聞くと、「歯」や「陶器」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし実は、私たちの身の回りには、驚くほど多くのセラミックスが使われています。
今回の募集では、そんな新たな発見を数多くご応募いただきました。
たくさんの応募作品の中から、受賞作品をご紹介いたします!

2025年度 受賞作品

動画部門 アレキサンドライト賞(最優秀賞)

受賞者: メモリーリンク1985 様

[作品紹介] 本作品は、セラミックスが「陶器」等の限られた部品だけではなく、スマホ・電子レンジ・コンロ周り・ブレーキ・ロケット・浄水器など、身近な具体的部品で幅広く活躍していることを、一般視聴者にも伝わるように3Dアニメーションで紹介しました。
日本だけでなく海外でも親しみやすい表現(一般的な3Dアニメのトーン)を意識し、英語字幕も付けています。英語字幕により自動翻訳での拡散も期待でき、幅広い世代・地域にアピール可能です。
また、動画の最後に「毎年3月12日は国際セラミックスデー」である点を強調し、視聴後に“身近なセラミックス探し”へ繋がる導線を作ることで、セラミックスの認知度普及に貢献することを心掛けました。

動画部門 サファイア賞(優秀賞)

オルケスタ・ティピカ・セラミックス 様 最初の音響機器である蓄音機から、現在のスマホやワイヤレスイヤホンまでのあらゆる身近な音響機器は、マイカやチタン酸バリウムなど、姿形はもちろん、物性が全く異なる様々なセラミックスが使われていることを、音響機器の歴史とともに時系列順に近い形で具体例を取り上げ、紹介しました。人々が音楽を楽しむ一般化した文化それ自体の形成にセラミックスが深く貢献しているという、セラミックスのあまり気付かれない貢献を伝えていることが本動画の魅力です。動画内のこれらの当時の機材は、セラミックスと音楽文化の歴史の実例紹介のために有志で自ら調達したものになります。また、BGMには既にパブリックドメインとなっており、1916年頃に録音された音源を記録しているセラミックスと樹脂の複合材料から作られた当時のレコード調達し、デジタル音源化したものを採用するという工夫もしております。
金澤真叶 様 学校校内に潜むセラミックスを探してみると、なんと非常口の表示板が陶磁器でできていました。表面はガラス質で、蓄光釉薬を使った陶器です。普段は光を吸収し、地震などで急に電気が消えたときには自ら光って避難経路を案内します。セラミックスは劣化しにくく、割れない限り半永久的に使える素材です。身近な非常口にも使われていることから、セラミックスの安全性と多様な可能性に驚きました。
松尾歩那美 様 セラミックスは身近にあると知ってもらうため通っている学校や学校の近くで撮影をしました。調べながら撮っていく中でこれもセラミックスなんだ!と自分も気づきを得ることが出来ました。
またセラミックスがあまり使われない室名札やマンホールなども動画の中に入れることで、セラミックスは色んなところに使えるということを知って欲しいと思います。
動画の中のは文字は少なめにして、見やすくしました。

静止画部門 ルビー賞(最優秀賞)

受賞者: 桐林龍寿 様 作品名:録音そして再生の歴史と共に

[作品紹介] 今も昔も録音媒体やその再生媒体としてセラミックスが活躍している様子を、今昔の録音・再生媒体を含む画像で表現しました。録音媒体の再生は振動板にセラミックスであるマイカを使用した蓄音機に始まり、円盤のレコードもセラミックス粉体と樹脂の複合材料に始まります。画像は蓄音機がマイカの振動盤でセラミックスを含むレコードを演奏している最中のものです。そして奥にある端末とヘッドホンのような、現在の録音媒体のメモリー、再生媒体のスピーカーの磁石などにもセラミックスが使われています。100年以上も前の昔から現代にかけて、セラミックスは姿形を変えつつも、人々に音楽を楽しませ続けているという親しみを伝えております。

静止画部門 エメラルド賞(優秀賞)

土屋風惟 様 肌を守る、セラミックスの「盾」
毎日使う日焼け止め。実は紫外線を反射する成分(酸化チタンや酸化亜鉛)は、まぎれもないセラミックスです。本作品では、肌に馴染む柔らかいクリームが、実は強固なセラミックスの「盾」となって光を跳ね返している様子を可視化しました。「硬い」イメージを覆し、私たちの肌を一番近くで守る、身近で頼もしいセラミックスの姿を表現しています。
じろもん 様 有田を見守る磁器の鳥居
焼き物の町である有田町を高台から見守っているこの鳥居。伝統的な呉須での絵付けが非常に綺麗です。この日は天気も良く青い空に白い鳥居がとても映えました。
れい 様 私の身近にあった?!セラミックス ―岩絵具―
私は絵をかくことを趣味にしています。絵手紙で顔を会わせたことのないひととも交流を続けていて、絵と文字で人に勇気や希望、元気を分け合えたらいいなと考えています。絵と一口に言っても色々な画材や道具があります。その中で、日本画によく使う絵の具である岩絵具のことを思い出し、セラミックスと似ているところと絵を同時に見ていただくと言う方法で、今回の作品を制作してみました。

お問い合わせ公益社団法人日本セラミックス協会 事務局 静止画・動画コンテスト係
E-mail:koho@ceramic.or.jp (送信の際は@を半角のものに置き換えてください)