日本セラミックス協会年会に関する御礼
先ず、先般の東日本大震災で被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げます。また、この度の震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り
します。
このような状況において的確で迅速な対応をして下さった現地実行委員、静岡大学並びに近隣大学の教職員や学生の皆様および行事企画委員会の皆様にも感謝申しあげます。また、ご参加下さった800名を越える参加者の方々にも重ねて御礼申しあげます。
震災5日後の日程であり、また、前日深夜には富士宮市で地震が発生するなど、
不安な状況ではありましたが、ご参加いただいた方々一人一人の熱意と決断力に深く
感謝いたします。このような困難な状況だからこそ、我々は、被災者の方々に希望を
持ってもらう為にも、世界からの期待に応えるためにも、一瞬たりともとどまることなく、未来に向けた努力をする必要があるとの意識を共有出来たと思っています。これは、セラミックス研究者の高い意識と人間性によるもので、この力さえあれば、我が国は必ず復興できると強く感じました。
被災地の皆様におかれましては、未だ未来への設計図を描くことが出来ない方もおられるかと存じます。しかし、セラミックス協会は一丸となって皆様方の復興にご協力させていただきたいと思っております。そして、皆様方が復興された時には、また、我々に力を戴けるものと確信しております。
今回の事象で、改めて、我々は全ての未来を予測することは出来ないのだということを痛感いたしました。しかし、我々研究者・技術者は未来を創造することが出来ます。今こそ、この戦後最大の自然災害を乗り越えられるよう、我々セラミックス研究者の力を結集し、勇気を持って前を向き、共に新しい未来を創造したいと考えております。
2011年3月22日
日本セラミックス協会
会長 新原 晧一
2011年年会は予定通り開催いたします(ただし、2日目の年会パーティは中止いたします)3/16 11時更新。
震災の影響でご参加頂けない方への事前参加登録費・パーティ代の返金方法等については後日、ご連絡差し上げます。
この度の東北地方太平洋沖地震で被災された方々に 心よりお見舞いを申し上げます。
年会の開催については、各方面からの情報を集約し、慎重に検討した結果、
予定通り開催することといたします。なお、年会パーティは中止いたします。
被災された方々や、電力供給、交通機関等でご不便な状況に
あられる方々、開催地の皆様には、ご不便・ご迷惑をおかけすることになり、
苦渋の選択ではございましたが、このような状況であるからこそ、
皆さんで出せる力をあわせて、この厳しい状況を乗り切って行くべきと、
考えております。なお、このような状況ですので、2日目に開催しておりました年会パーティは中止し、会場では被災者の方々への義援金を募ろうと考えております。
皆様のご理解、ご協力を宜しくお願いします。
日本セラミックス協会
会長 新原 晧一
プログラムはこちら
【予定】
セラミックス誌2010年11月号に募集要項掲載
セラミックス誌2011年3月号にプログラム掲載
研究発表申込受付:
2010年12月15日(水)14:00~2011年1月12日(水)14:00まで 終了
事前参加登録申込受付:
2010年12月15日(水)14:00~2011年3月4日(金)14:00まで
※入金締切2011年3月7日(月)
◆研究発表申込と予稿原稿提出を同時に受け付けます.
申込期間は 2010年12月15日(水)14:00~2011年1月12日(水)14:00 となります.
締切後は一切の例外なく受付できませんのでご了承ください.
◆特別会員所属の社員の方は,個人として非会員であってもご発表いただけます.
◆ご好評をいただいております「リエゾン・セッション」,「企業説明会」を引き続き開催します.
◆口頭発表機器は液晶プロジェクタのみとします.
◆今年はじめての試みとして、年会小委員会主催の基礎セミナーを開催します.
【日程】(予定) |
|
|
3月16日
(水) |
3月17日
(木) |
3月18日
(金) |
9:00 |
|
|
口頭発表 |
口頭発表 |
|
|
10:00 |
|
|
ポスター |
11:00 |
|
|
|
12:00 |
|
|
|
|
13:00 |
口頭発表 |
口頭発表 |
|
14:00 |
ポスター |
|
15:00 |
|
|
|
16:00 |
|
|
17:00 |
|
18:00 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【部会行事】
【部会 役員会・総会・幹事会】 3月17日(火)
部会名 |
会場 |
役員会・幹事会 |
総会 |
|
G |
3月17日(火)
11:30~12:30 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
|
L |
3月17日(火)
11:50~12:20 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
|
C |
3月17日(火)
11:20~12:20 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
|
F |
3月17日(火)
12:00~12:30 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
|
K |
3月17日(火)
11:30~12:30 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
|
A |
3月17日(火)
11:30~12:30 |
3月17日(火)
12:30~12:50 |
|
J |
3月17日(火)
11:30~12:30 |
3月17日(火)
12:30~13:00 |
【部会特別講演】 3月17日(火) 13:00~14:00
部会名 |
会場 |
題目 |
講師 |
講師所属 |
|
G |
無機化学と有機化学の融合で医用材料を目指す |
尾坂 明義 氏 |
岡山大学・大学院自然科学研究科 |
|
L |
人と地球を考えたものつくり ―2050年CO2削減80%を目指して― |
井須 紀文 氏 |
(株)INAX |
|
C |
ニューガラスの開発に賭けて |
南 努 氏 |
大阪府立大学名誉教授,大阪府立産業技術総合研究所長 |
|
F |
セメントの水和と組織形成(仮題) |
浅賀 喜与志 氏 |
帝京科学大学 生命環境学部 環境科学科 教授 |
|
K |
粒界超構造制御による新たな材料設計
-構造・機能材料のブレークスルー- |
幾原 雄一 氏 |
東京大学総合研究機構・JFCCナノ構造研・東北大WPI |
|
A |
電子部材の品質管理から見た中国事情 |
亀原 伸男 氏 |
富士通総合質量技術(蘇州)有限公司 総経理
富士通総合質量技術(無錫)実験所 所長 |
|
J |
貝殻における生体鉱物の形成と進化 |
生形 貴男 氏 |
静岡大学理学部地球科学科生物環境科学講座 |
【企業研究フロンティア講演】
企業の第一線でご活躍の方にご講演いただきます.
1会場にてまとめて講演会を行うという形をとらず,各セッションの会場で一般講演プログラムの中に組み込まれます.
部会 |
講演番号 |
日時 |
会場 |
題目 |
氏名 |
所属 |
|
3A01F |
3月18日
9:00~ |
A |
CSD法を用いたBT,BST薄膜の作製と評価 |
細倉 匡 氏 |
村田製作所(株) |
|
3D03F |
3月18日
9:30~ |
D |
各種実用ガラスのVickers 圧子押し込みによるクラック発生と高密度化の関係 |
加藤嘉成 氏 |
日本電気硝子(株)技術部第一グループ |
|
2F04F |
3月17日
9:45~ |
F |
硫酸塩土壌に建築された住宅基礎コンクリートの劣化現象 |
吉田夏樹 氏 |
(財)日本建築総合試験所 |
|
1A17F |
3月16日
13:00~ |
A |
鉛系高性能圧電単結晶の研究開発 |
原田 耕一 氏 |
(株)東芝 研究開発センター 機能材料ラボラトリー |
|
3J11F |
3月18日
11:30~ |
J |
再生医療のための加圧循環培養装置に関する開発とその応用 |
村田 利己 氏 |
高木産業(株) メディカル推進室 |
【受賞講演】
種別 |
講演番号 |
発表日 |
会場 |
題目 |
氏名 |
所属 |
学術賞 |
2A02A |
3月17日(木)9:15~9:45 |
A |
圧電振動波制御とその無鉛圧電セラミックスへの応用に関する研究 |
安藤 陽 |
(株)村田製作所 |
3C17A |
3月18日(金)13:00~13:30 |
C |
電子構造制御による典型元素酸化物の新規光機能の創出 |
内野 隆司 |
神戸大学 |
2G04A |
3月17日(木)9:45~10:15 |
G |
ソルボサーマル反応による環境調和機能セラミックスの作製 |
佐藤 次雄 |
東北大学 |
1I22A |
3月16日(水)14:15~14:45 |
I |
静および動的観察による微構造形成と機能発現機構の解析 |
中野 裕美 |
豊橋技術科学大学 |
1C29A |
3月16日(水)16:00~16:30 |
C |
光非線形ガラス材料の開発と光制御デバイスへの応用 |
藤原 巧 |
東北大学 |
3B05A |
3月18日(金)10:00~10:30 |
B |
酸化モリブデン系ハイブリッド材料の薄膜化プロセスの研究 |
松原 一郎 |
産業技術総合研究所 |
進歩賞 |
1G29A |
3月16日(水)16:00~16:30 |
G |
液相プロセスと分子集合体を用いた新規ハイブリッド材料の開発 |
片桐 清文 |
名古屋大学 |
3J24A |
3月18日(金)14:45~15:15 |
J |
リン酸カルシウムの特性を活用した高機能人工骨の創製 |
上高原 理暢 |
東北大学 |
2L04A |
3月17日(木)9:45~10:15 |
L |
ナノ構造化電極設計によるセラミック電気化学デバイスの高機能化 |
濱本 孝一 |
産業技術総合研究所 |
1B17A |
3月16日(水)13:00~13:30 |
B |
第一原理計算とナノ計測を融合したセラミックス材料設計 |
溝口 照康 |
東京大学 |
3G17A |
(3月18日(金)13:00~13:30 |
G |
磁場・制限空間を利用したメソ細孔の配列・配向制御 |
山内 悠輔 |
物質・材料研究機構 |
2A04A |
3月17日(木)9:45~10:15 |
A |
ボトムアップ手法によるペロブスカイト型薄膜成長と誘電特製設計 |
山田 智明 |
東京工業大学 |
3L17A |
3月18日(金)13:00~13:30 |
L |
ケイ素系セラミックスの合成及び生成メカニズム解明に関する研究 |
脇原 徹 |
横浜国立大学 |
技術
奨励賞 |
1J27A |
3月16日(水)15:30~16:00 |
J |
骨伝導能に優れる新規骨補填材及びその製造方法の開発 |
梅沢 卓史 |
コバレントマテリアル(株) |
3K27A |
3月18日(金)15:30~16:00 |
K |
微構造制御による可撓性セラミックス開発と制振材料への応用研究 |
嶋津 季朗 |
(株)INAX |