DEI推進活動(男女共同参画)
第38回秋季シンポジウムDEI推進委員会企画「セラミックスカフェDEI講演会」協賛社
- 第38回秋季シンポジウム「セラミックスカフェDEI講演会」のご案内
- 第38回秋季シンポジウム「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)に関する川柳」募集
- ダイバーシティ四季感ー会員間をリレー形式でつなぐ雑記帳ー
- これまでの活動
- 委員長メッセージ
- DEI推進委員会メンバー
- 協会内個人会員の女性会員比率
第38回秋季シンポジウム(群馬大学)セラミックスカフェDEI講演会のご案内
(チラシPDF)
男女共同参画委員会は2025年度よりダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)推進委員会へ名称変更いたしました。
第38回秋季シンポジウムにおきまして「セラミックスカフェDEI講演会」を開催いたします。
今回は、「“私らしく研究する”を支えるDEI~セラミックス研究の現場から」と題して、多様な立場からの実践例をご紹介します。
多様な視点が共に活かされる環境づくりは、研究の質や創造性の向上にもつながります。
“私らしさ”を活かせる研究のあり方を、未来の選択肢として一緒に考えてみませんか。
学生の職業選択のための情報収集や産官学間におけるネットワーク構築にもぜひご活用ください!
日時 | 2025年9月17日(水)(会期1日目)12時10分~13時10分(予定) (昼休憩時間に開催いたします) |
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会場 | 群馬大学(荒牧キャンパス)Q会場(10号館2階) |
参加について | ★セラミックス協会会員以外の方も、どなたでも参加いただけます。 参加者の皆様にお弁当をお配りします。(無料) |
プログラム |
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第38回秋季シンポジウム「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)に関する川柳」募集
第38回秋季シンポジウムにて「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)に関する川柳」をオンライン募集いたします。
優秀作品副賞として、金賞5,000円,銀賞3,000円,銅賞1,000円の図書カードをお贈りさせていただく予定でございます。
ダイバーシティ四季感
ー会員間をリレー形式でつなぐ雑記帳ー
私は歯科補綴専門医として,歯の欠損を有する患者の審美性や機能回復を目的に,補綴装置を用いた診療を行っています.臨床現場で常に意識しているのは,「Science & Art」という概念と,それを支えるダイバーシティです.
患者は,年齢,性別,職業,文化的背景,健康状態など,実に多様な特徴を有しています.診断や治療方針はEBM(Evidence-Based Medicine)に基づいて決定しますが,これは「Science」にあたります.
しかし,審美性や機能回復の「理想形」は患者ごとに異なるため,Scienceの単なる適用だけでは,患者のニーズを満たすことはできません.そのため,歯科医には,科学的根拠を踏まえながらも,一人ひとりに合わせて治療を調整する「Art」が求められます.
基礎研究を含めた莫大な量のScienceとArtを結び付けるためには,異なる分野の知見や技術を融合させることが必須です.だからこそ,基礎研究者と歯科医の連携のみならず,多様な分野の研究者が協働できる環境づくりが重要です.そして,その橋渡し役となる多様な背景を持つ研究者の育成こそが,未来の歯科医療の発展を支える基盤となります.
次は,橋本和明さんにバトンをお渡しします.
(東京科学大学 野崎 浩佑)
これまでの活動
1 | 2010年10月の公益法人移行後の新体制から、会長からの特命事項を担当する 特命理事が選任されることになり、協会の「男女共同参画社会の実現」にむけた 活動は、特命事項として、陶山特命理事、須山特命理事が検討を進めることになった。 |
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2 | 2012年7月の理事会で、経営審議会からの答申に基づき、協会の中期経営計画が承認され、「協会活動への女性参画の拡大」が協会の運営課題のひとつに 取り上げられた。 |
3 | 2012年11月の理事会で、陶山、須山両特命理事の議案提案に基づき、男女共同参画学協会連絡会へのオザーバー参加が承認された。さらに須山理事が出席した、2013年1月8日開催の男女共同参画学協会連絡会の運営委員会 で日本セラミックス協会のオブザーバー参加が正式承認された。 |
4 | 2013年1月22日理事会報告で、2012年12月13日開催の経営審議会からの答申 として、「女性参画拡大」は中期経営計画に取り上げられている運営課題のひと つであり、協会活動への様々な影響を考えると、今回のオブザーバー参加を契機 に、協会の女性会員の参画拡大のための活動をより加速するために、経営審議会 に「女性参画拡大検討委員会」の設置を進めることが報告された。 |
5 | 2013年3月7日理事会で「女性参画拡大検討委員会」委員選任の件が報告された。 |
6 | 2014年3月18日慶應義塾大学日吉キャンパス(2014年年会会場)にて「第1回男女共同参画シンポジウム」を開催 |
7 | 第27回秋季シンポジウム(鹿児島大学 (郡元キャンパス))会期2日目(2014年9月10日(水))ポスター発表会場(学習交流プラザ)1Fにて「セラミックスカフェ」を開催 セラミックスカフェ開催時のアンケート結果 |
8 |
2014年11月26日理事会にて男女共同参画に関する委員会の常置委員会化が認められ、「男女共同参画委員会」が発足 |
9 | 2015年年会(2015年3月18日(水)~20日(金) 岡山大学(津島キャンパス))にてセラミックスカフェを開催(セラミックスカフェアンケート結果)。男女共同参画をテーマとした川柳を募集 優秀作品 |
10 | 第28回秋季シンポジウム(2015年9月16日(水)~18日(金) 富山大学(五福キャンパス))にて男女共同参画・高校生・高専生を対象に学会体験ツアー、特別講演会を開催 (アンケート結果) |
11 | 2015年11月26日理事会で、欠席の中野男女共同参画理事に代わり山崎専務理事より説明があり、審議の結果、委員会案に理事会での意見を反映する形で目標値は「2030年までに、役員・代議員・委員会・支部役員・部会役員全体で早急に女性比率10%を達成し、段階的に30%に達成するように努力する」と承認された。 |
12 | 2016年年会(2016年3月14日(月)~16日(水) 早稲田大学(西早稲田キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
13 | 第29回秋季シンポジウム(2016年9月7日(水)~9日(金) 広島大学(東広島キャンパス))にて特別セッションを開催 (特別セッションアンケート結果) |
14 | 2017年年会(2017年3月17日(金)~19日(日) 日本大学(駿河台キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
15 | 第30回秋季シンポジウム(2017年9月19日(火)~21日(木) 神戸大学(六甲台キャンパス))にて特別企画講演会を開催 (特別企画講演会アンケート結果) |
16 | 2018年年会(2018年3月15日(木)~17日(土) 東北大学(川内北キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
17 | 第31回秋季シンポジウム(2018年9月5日(水)~7日(金) 名古屋工業大学)にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
18 | 2019年年会(2019年3月24日(日)~26日(火) 工学院大学)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 (女子会アンケート結果) |
19 | PACRIM13(2019年10月27日(日)~11月1日(金) 沖縄コンベンションセンター)にて男女共同参加特別企画ランチョンセミナー「Women Researchers in STEM Fields– Isn’t it time to push for equal career promotion?」を開催 |
20 | 2020年年会(2020年3月18日(水)~20日(金) 明治大学)開催中止に伴い、女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)も開催中止となった。 |
21 | 第33回秋季シンポジウム(2020年9月2日(水)~4日(金) 北海道大学→オンライン開催)にてセラミックスカフェ開催を中止した。 |
22 | 2021年年会(2021年3月23日(火)~25日(木) オンライン開催)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 (女子会アンケート結果) |
23 | 第34回秋季シンポジウム(2021年9月1日(水)~3日(金) オンライン開催)にてセラミックスカフェを開催 |
24 | 2022年年会(2022年3月10日(木)~12日(土) オンライン開催)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 |
25 | 第35回秋季シンポジウム(2022年9月14日(水)~16日(金)ハイブリッド開催(徳島大学))にてセラミックスカフェを開催 |
26 | 2023年年会(2023年3月8日(水)~10日(金) ハイブリッド開催(神奈川大学))にてセラミックスカフェD&I座談会を開催 |
27 | 第36回秋季シンポジウム(2023年9月6日(水)~8日(金)ハイブリッド開催(京都工芸繊維大学))にてセラミックスカフェD&I講演会を開催 |
28 | 2024年年会(2024年3月14日(木)~16日(土) 熊本大学)にてセラミックスカフェD&I座談会を開催 |
29 | 第37回秋季シンポジウム(2024年9月10日(火)~12日(木)名古屋大学))にてセラミックスカフェD&I講演会を開催 |
30 | 2025年年会(2025年3月5日(水)~7日(金) 静岡大学)にてセラミックスカフェD&I座談会を開催 |
委員長メッセージ
本協会における男女共同参画に関わる取り組みは、2010年頃から検討が始まり、2014年には常設委員会の設置と年会および秋季シンポジウムでの啓蒙企画の開催というかたちで具体的な活動が開始されました。
本協会はセラミックスというキーワードで多くの人々がつながっています。協会内の支部、部会、委員会という組織もすべてセラミックスを共通項としています。では、男女共同参画の活動はどうでしょうか。セラミックスという切り口でこの活動を捉えるのはかなり無理があるのではないかとお感じでしょう。
しかし、女性活躍推進、少子高齢化、働き方改革など現代の日本の社会が抱える諸問題は、本協会に関わるすべての人々が直面している問題です。組織的には協会の内部、特別会員企業の内部をみても同様の問題を抱えているはずです。
協会に集う人々が自由にこのような問題を議論し、アイデアを出し合い、それぞれの環境で少しでも仕事をしやすくなったり負担が軽くなったりする、そのような機会を提供するのが当委員会の役割です。セラミックスに関わる人々の活性化を通してセラミックスを盛り上げていきたい、そのような使命を感じています。会員のみなさまには、是非ともご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
DEI推進委員会メンバー
委員長 | 手束 聡子 | 千葉科学大学 |
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副委員長 | 城﨑 由紀 | 九州工業大学 |
委員 | 井野川 人姿 | 井野川 人姿 |
遠藤 淳 | AGC株式会社 | |
塚田 学 | 千葉大学 | |
武井 貴弘 | 山梨大学 | |
武田 はやみ | 名古屋工業大学 | |
グバレビッチ アンナ | 東京科学大学 | |
豊福 直樹 | 日本電気硝子株式会社 | |
森本 珠実 | 株式会社村田製作所 | |
山根 麻衣子 | 太陽誘電株式会社 | |
平野 杏奈 | 堺化学工業株式会社 | |
黒木 有一 | 日本セラミックス協会 |
協会内個人会員の女性会員比率
連絡先
日本セラミックス協会のDEI推進活動や男女共同参画活動について、ご質問やご意見がある方は下記まで、ご連絡ください。
男女共同参画活動における目標値
2030年までに、役員・代議員・委員会・支部役員・部会役員全体で早急に女性比率10%を達成し、段階的に30%に達成するように努力する
(2015年11月26日理事会承認)