男女共同参画活動
第37回秋季シンポジウム会男女共同参画企画「セラミックスカフェD&I講演会」協賛社
- 第37回秋季シンポジウム「セラミックスカフェD&I講演会」のご案内
- 第36回秋季シンポジウム「男女共同参画に関する川柳」優秀作品
- ダイバーシティ四季感ー会員間をリレー形式でつなぐ雑記帳ー
- これまでの活動
- 委員長メッセージ
- 男女共同参画委員会メンバー
- 協会内個人会員の女性会員比率
第37回秋季シンポジウム(名古屋大学)
セラミックスカフェD&I講演会のご案内 チラシPDF
- 第37回秋季シンポジウムにおきまして「セラミックスカフェD&I講演会」を開催いたします。
- セラミックス企業による採用、福利厚生、産休育休等に関する講演の後、パネルディスカッションを行います。
- パネルディスカッションでは、材料メーカーの就職活動や入社から数年の働き方等について、現場の声を伺います。
- 学生の職業選択のための情報収集や産官学間におけるネットワーク構築にもぜひご活用ください!
日時 | 2024年9月10日(火)(会期1日目)12時10分~13時10分(予定) (第37回秋季シンポジウム全体の昼休憩は12時~13時20分を予定しております) |
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会場 | 名古屋大学(東山キャンパス) |
対象者 | どなたでも参加歓迎 |
プログラム |
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参加について |
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第36回秋季シンポジウム「男女共同参画に関する川柳」優秀作品
- 金賞 有機無機 勤務も男女も ハイブリッド(竹子)
- 銀賞 理系女子? 違う私は 理系好き(とまと)
- 銅賞 パパと行く 京都旅行は 学会だ(円蝶)
ダイバーシティ四季感
ー会員間をリレー形式でつなぐ雑記帳ー
日本では、「ダイバーシティ=性差」という観点での話が多いが、性差以外にも国籍、人種、宗教などの多様性があり、残念なことに世界中でこれらを発端とした衝突が起きている。
日本人は、時間はかかるが物事を柔軟に受け入れ、日本式にするのが上手だと思う(ガラパゴス化とネガティブに言われることもあるが)。科学的な議論においても、専門用語の外国語を日本語に訳すか、そのまま用いるかなりして、器用に日本語で議論している。まさに、日本人の柔軟性や器用さが現れている一例だろう。
過去のダイバーシティ四季感を読んでも、歩みは速くはないものの、個々人で多様性を感じ、考え、(時には衝突しながら)自分たちなりに受け入れられるようになってきていると感じる。
ダイバーシティへの取り組みは、研究活動と同様に、実験・失敗(時には成功!)・考察、の繰り返しで進めていくのが効果的だと思う。研究活動も日常生活も、最近はとにかく余裕がない。少しでも心に余裕を持ち、「日本独自のやり方に自信を持って、長期的な視点で取り組み続けることが大事」という認識が、より多くの人に芽生えることを期待したい。
次は、神戸徹也さんにバトンをお渡しします。
(千葉大学 塚田 学)
これまでの活動
1 | 2010年10月の公益法人移行後の新体制から、会長からの特命事項を担当する 特命理事が選任されることになり、協会の「男女共同参画社会の実現」にむけた 活動は、特命事項として、陶山特命理事、須山特命理事が検討を進めることになった。 |
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2 | 2012年7月の理事会で、経営審議会からの答申に基づき、協会の中期経営計画が承認され、「協会活動への女性参画の拡大」が協会の運営課題のひとつに 取り上げられた。 |
3 | 2012年11月の理事会で、陶山、須山両特命理事の議案提案に基づき、男女共同参画学協会連絡会へのオザーバー参加が承認された。さらに須山理事が出席した、2013年1月8日開催の男女共同参画学協会連絡会の運営委員会 で日本セラミックス協会のオブザーバー参加が正式承認された。 |
4 | 2013年1月22日理事会報告で、2012年12月13日開催の経営審議会からの答申 として、「女性参画拡大」は中期経営計画に取り上げられている運営課題のひと つであり、協会活動への様々な影響を考えると、今回のオブザーバー参加を契機 に、協会の女性会員の参画拡大のための活動をより加速するために、経営審議会 に「女性参画拡大検討委員会」の設置を進めることが報告された。 |
5 | 2013年3月7日理事会で「女性参画拡大検討委員会」委員選任の件が報告された。 |
6 | 2014年3月18日慶應義塾大学日吉キャンパス(2014年年会会場)にて「第1回男女共同参画シンポジウム」を開催 |
7 | 第27回秋季シンポジウム(鹿児島大学 (郡元キャンパス))会期2日目(2014年9月10日(水))ポスター発表会場(学習交流プラザ)1Fにて「セラミックスカフェ」を開催 セラミックスカフェ開催時のアンケート結果 |
8 |
2014年11月26日理事会にて男女共同参画に関する委員会の常置委員会化が認められ、「男女共同参画委員会」が発足 |
9 | 2015年年会(2015年3月18日(水)~20日(金) 岡山大学(津島キャンパス))にてセラミックスカフェを開催(セラミックスカフェアンケート結果)。男女共同参画をテーマとした川柳を募集 優秀作品 |
10 | 第28回秋季シンポジウム(2015年9月16日(水)~18日(金) 富山大学(五福キャンパス))にて男女共同参画・高校生・高専生を対象に学会体験ツアー、特別講演会を開催 (アンケート結果) |
11 | 2015年11月26日理事会で、欠席の中野男女共同参画理事に代わり山崎専務理事より説明があり、審議の結果、委員会案に理事会での意見を反映する形で目標値は「2030年までに、役員・代議員・委員会・支部役員・部会役員全体で早急に女性比率10%を達成し、段階的に30%に達成するように努力する」と承認された。 |
12 | 2016年年会(2016年3月14日(月)~16日(水) 早稲田大学(西早稲田キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
13 | 第29回秋季シンポジウム(2016年9月7日(水)~9日(金) 広島大学(東広島キャンパス))にて特別セッションを開催 (特別セッションアンケート結果) |
14 | 2017年年会(2017年3月17日(金)~19日(日) 日本大学(駿河台キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
15 | 第30回秋季シンポジウム(2017年9月19日(火)~21日(木) 神戸大学(六甲台キャンパス))にて特別企画講演会を開催 (特別企画講演会アンケート結果) |
16 | 2018年年会(2018年3月15日(木)~17日(土) 東北大学(川内北キャンパス))にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
17 | 第31回秋季シンポジウム(2018年9月5日(水)~7日(金) 名古屋工業大学)にてセラミックスカフェを開催 (セラミックスカフェアンケート結果) |
18 | 2019年年会(2019年3月24日(日)~26日(火) 工学院大学)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 (女子会アンケート結果) |
19 | PACRIM13(2019年10月27日(日)~11月1日(金) 沖縄コンベンションセンター)にて男女共同参加特別企画ランチョンセミナー「Women Researchers in STEM Fields– Isn’t it time to push for equal career promotion?」を開催 |
20 | 2020年年会(2020年3月18日(水)~20日(金) 明治大学)開催中止に伴い、女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)も開催中止となった。 |
21 | 第33回秋季シンポジウム(2020年9月2日(水)~4日(金) 北海道大学→オンライン開催)にてセラミックスカフェ開催を中止した。 |
22 | 2021年年会(2021年3月23日(火)~25日(木) オンライン開催)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 (女子会アンケート結果) |
23 | 第34回秋季シンポジウム(2021年9月1日(水)~3日(金) オンライン開催)にてセラミックスカフェを開催 |
24 | 2022年年会(2022年3月10日(木)~12日(土) オンライン開催)にて女子学生、女性技術者・研究者交流会(女子会)を開催 |
25 | 第35回秋季シンポジウム(2022年9月14日(水)~16日(金)ハイブリッド開催(徳島大学))にてセラミックスカフェを開催 |
26 | 2023年年会(2023年3月8日(水)~10日(金) ハイブリッド開催(神奈川大学))にてセラミックスカフェD&I座談会を開催 |
27 | 第36回秋季シンポジウム(2023年9月6日(水)~8日(金)ハイブリッド開催(京都工芸繊維大学))にてセラミックスカフェを開催 |
28 | 2024年年会(2024年3月14日(木)~16日(土) 熊本大学)にてセラミックスカフェD&I座談会を開催 |
委員長メッセージ
本協会における男女共同参画に関わる取り組みは、2010年頃から検討が始まり、2014年には常設委員会の設置と年会および秋季シンポジウムでの啓蒙企画の開催というかたちで具体的な活動が開始されました。
本協会はセラミックスというキーワードで多くの人々がつながっています。協会内の支部、部会、委員会という組織もすべてセラミックスを共通項としています。では、男女共同参画の活動はどうでしょうか。セラミックスという切り口でこの活動を捉えるのはかなり無理があるのではないかとお感じでしょう。
しかし、女性活躍推進、少子高齢化、働き方改革など現代の日本の社会が抱える諸問題は、本協会に関わるすべての人々が直面している問題です。組織的には協会の内部、特別会員企業の内部をみても同様の問題を抱えているはずです。
協会に集う人々が自由にこのような問題を議論し、アイデアを出し合い、それぞれの環境で少しでも仕事をしやすくなったり負担が軽くなったりする、そのような機会を提供するのが当委員会の役割です。セラミックスに関わる人々の活性化を通してセラミックスを盛り上げていきたい、そのような使命を感じています。会員のみなさまには、是非ともご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
男女共同参画委員会メンバー
委員長 | 手束 聡子 | 千葉科学大学 |
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委員 | 藤原 忍 | 慶應義塾大学 |
小島 隆 | 千葉大学 | |
橋本 英樹 | 工学院大学 | |
坂本 渉 | 中部大学 | |
武田 はやみ | 名古屋工業大学 | |
グバレビッチ アンナ | 東京工業大学 | |
溝渕 裕美 | 太平洋セメント株式会社 | |
姫井 裕助 | 日本電気硝子株式会社 | |
山本 千秋 | 株式会社村田製作所 | |
山根 麻衣子 | 太陽誘電株式会社 | |
平野 杏奈 | 堺化学工業株式会社 | |
黒木 有一 | 日本セラミックス協会 |
協会内個人会員の女性会員比率
連絡先
日本セラミックス協会の男女共同参画活動について、ご質問やご意見がある方は下記まで、ご連絡ください。
男女共同参画活動における目標値
- 2030年までに、役員・代議員・委員会・支部役員・部会役員全体で早急に女性比率10%を達成し、段階的に30%に達成するように努力する
(2015年11月26日理事会承認) - 日本セラミックス協会の「男女共同参画社会の実現」に向けた取り組み