公益社団法人 日本セラミックス協会 電子材料部会

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エレクトロセラミックスセミナー

【参加募集】第40回エレクトロセラミックスセミナー

『2050年カーボンニュートラルを実現するために』

主催 公益社団法人日本セラミックス協会 電子材料部会
共催 公益社団法人日本セラミックス協会 資源・環境関連材料部会
協賛 日本化学会、応用物理学会、電気化学会、日本材料科学会、粉体粉末冶金協会、電気学会、日本MRS、日本ゾル-ゲル学会
日時 2022年11月2日(水)13:00-17:00
会場 アーバンネット神田カンファレンス
問合先 日本セラミックス協会 電子材料部会 
(世話人)
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター
西堀麻衣子
Tel:022-217-5617
E-mail:maiko.nishibori.d8@tohoku.ac.jp

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*上記フォームから申し込みください。

セミナーのねらい

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」において、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指した持続可能な開発目標(SDGs)が定められました。2020年10月に行われた第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣(当時)が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて、世界はカウントダウンに入っています。世界各地のさまざまな分野でこの目標に向けた取り組みがなされていますが、セラミックス分野においても、再生可能エネルギーをはじめとしたグリーン分野における新規材料の実用化や研究開発が期待されています。
本セミナーでは、SDGsや2050年カーボンニュートラルの実現に向けた研究開発活動について様々な分野の先生方にご講演頂き、参加者の皆様が理解を深め、持続可能な社会づくりを意識した研究活動へのきっかけとすることをねらいとしています。

講師(敬称略)

1)カーボンニュートラル実現における全固体電池の役割
物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 拠点長 高田和典
2)セメント・コンクリート分野におけるカーボンニュートラル化の国内外の技術動向
東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻 教授 野口貴文
3)「Molten ionic oxides-mediated high temperature carbon capture」~セラミックス・金属酸化物が拓く次世代低コストCO2分離回収法~
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 准教授 原田琢也
4)カーボンニュートラルに向けた膜分離による大気からのCO2直接回収
九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授 藤川茂紀
5)PCP/MOFを利用した高効率なCO2分離システムの開発
日本製鉄株式会社 先端技術研究所 上席主幹研究員 上代洋